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次期主力戦闘機導入基準決まる…F15K有力か

次期主力戦闘機導入基準決まる…F15K有力か

Posted January. 04, 2002 09:08,   

事業費4兆2000億ウォンを投資し、高性能戦闘機40機を導入する次期主力戦闘機(FX)事業の機種決定の評価基準が最終的に決定した。

国防部は3日、FX機種の選定に関連して、寿命周期費用と任務遂行能力、軍運用の適合性、技術移転・契約条件の4項目の要素にもとづいて、第1段階評価を実施し、第1段階の評価で優劣を決められない場合は、第2段階で「政策的な考慮」に沿って最適な機種を選定すると発表した。

国防部の崔東鎮(チェ・ドンジン)室長は「戦闘機の製造会社間の価格競争を引き出し、わが国の安保要件を反映させるため、2回に分けて機種決定の評価を実施することにした」と背景について説明した。

国防部は、今月14日から戦闘機の製造会社と価額交渉に入り、上半期のうちに最適機種を決定する方針だ。

▲第1段階評価〓国防部が公開した第1段階評価項目の個別加重値は、△寿命周期費用35.33%△任務遂行能力34.55%△軍運用の適合性18.13%△技術移転・契約条件11.99%で寿命周期費用と任務遂行能力をより高く比重を置いて決定する。すなわち、獲得費用と運用維持費用が小額であるか、空対空または空対地の作戦能力が高く評価されれば、第1段階で高い評価を受けられる。

▲F15Kに有利なのか〓専門家によると、競い合っている製造4社の競争機種のいずれもが韓国軍の作戦要求性能(ROC)を満たしており、第1段階評価で「数等に優秀な」機種が出る可能性が少ないだけに、第2段階で「政策的な考慮」が反映される場合、米国のボーイン社のF15Kが最も有利な位置を占めていると指摘している。これを受けて、事実上、米国のF15Kを念頭に置いた評価基準ではないかという批判も軍の内外で取り上げられている。



成東基 esprit@donga.com