中華料理をめぐっての家門の対決を描いたMBC水・木曜ドラマ「おいしいプロポーズ」(夜9時55分)が「味のある」内容と映像で視聴者達を魅了している。
最近、主人公のヒョドン(チョンジュン)がいる小さい中華料理店「ヒョドン閣」と超大型豪華中華料理店「黄金竜(ファングムリョン)」との間の料理対決が本格的にくり広げられ、28%という高い視聴率をあげているもの。
当初、16部作で企画された「おいしいプロポーズ」は今、ようやく前半をすぎたばかりにもかかわらず、すでにMBCのインターネット掲示板には最終回の結末が気になる視聴者達からの意見がおしよせられ、人気を反映している。
「おいしいプロポーズ」の人気の秘訣は愛情関係よりも、一流料理人を夢見る20代前半の若者たちの健全な姿を感覚的な映像に込め成功したもの。また既存のドラマが財閥 2世や一流大学出身のエリート、ベンチャー企業家等「優れた」人びとの華麗な生きざまを扱ったものとは違って、このドラマは高卒の学歴である平凡な若者を主人公として立て、視聴者に新鮮さ感じさせてくれた。
康秀珍(カン・スジン)記者 sjkang@donga.com