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盧大統領「金総書記の確固な平和意志を確認」

盧大統領「金総書記の確固な平和意志を確認」

Posted October. 04, 2007 07:56,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は3日、平壌(ピョンヤン)の百花園(ペクファウォン)迎賓館で2度の首脳会談を開き、韓半島和平体制の構築と経済協力などを論議した。

両首脳は、合意内容を4日の歓送昼食会の前までに「韓半島平和宣言」という共同宣言の形で発表する方針だ。

3日、2度の首脳会談の議論内容をもとにして、実務陣が共同宣言文の草案作成の作業に入った。

盧大統領に随行して平壌を訪問中の千皓宣(チョン・ホソン)大統領府報道官は、「両首脳は3日午前9時34分から11時45分、午後2時45分から4時25分の2回にわたって首脳会談を開き、4日の昼食会の前に宣言の形で合意事項を発表することを決めた」と述べた。

千報道官は、「両首脳は十分かつ率直な対話を交わし、(政府は)良い成果があったと評価する」とし、「盧大統領も会談結果に満足だと話した」と伝えた。

盧大統領と金総書記は3日の会談で、北朝鮮核問題と軍事的緊張緩和などの包括的な韓半島和平体制構築案を集中的に話し合ったという。

金総書記は、午後に開始された2回目の首脳会談で、「明日(4日)の昼食会を平壌で余裕をもって行い、今日の日程を明日に延ばして明後日(5日)にソウルに戻るのはどうか」と突然の提案をした。

しかし盧大統領は、「私よりも強いところが2ヵ所ある。警護、儀典側と相談しなければならない。大きなことは私が決定するが、小さなことは決定できない」と述べた。

結局政府は予定どおり3日間の日程を終えて4日午後に帰国することを決め、金総書記も「十分に話し合ったので、(延長)しなくてもいい。韓国側にも待つ人々がいるだろうから、予定どおりにしよう」と言って、受け入れる意思を示した。

これに先立ち盧大統領は、午前に開かれた1回目の首脳会談の直後、平壌の玉流館での韓国側訪朝代表団との昼食会で、「午前に(金総書記と)隠さず率直に話し合った。しかし、韓国側が信頼している事案について、北朝鮮は疑いを持っている部分があった」と述べた。

2度の南北首脳会談には、韓国側から権五奎(クォン・オギュ)経済副首相、李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官、金万福(キム・マンボク)国情院長、白鍾天(パク・チョンチョン)大統領統一外交安保政策室長が、北朝鮮側からは、金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線部部長が同席した。趙明均(チョ・ミョンギュン)大統領府安保政策調整秘書官も、記録のために同席した。

平壌=共同取材団



triplets@donga.com