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「朝鮮の独立は正当」ニューヨークとパリに撒いた外交パンフレッド、独立記念館が一般展示へ

「朝鮮の独立は正当」ニューヨークとパリに撒いた外交パンフレッド、独立記念館が一般展示へ

Posted February. 29, 2024 08:54,   

Updated February. 29, 2024 08:54

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3・1節(日本植民地支配期の抗日万歳独立運動記念日)を迎え、日本の植民地支配期に国際社会に対して朝鮮の独立を訴えた文書が独立記念館で展示される。独立記念館(韓詩俊館長)は28日、「明るいヌリ館」で第105周年の3・1節を迎え、特別資料を公開すると発表した。

今回公開される資料は3・1独立宣言前後に開かれた弱小従属民族連盟の第2回ニューヨーク会議とパリ平和会議などに関連した文書12点。朝鮮の独立を勝ち取るための各種外交活動の実情を示す資料だ。独立記念館は「展示品は学界には紹介されたが、国内で一般公開されるのは初めてだ」と話した。

1918年12月に作成された「ニューヨーク弱小従属民族連盟パンフレッド」は植民地支配の不当さを訴えるために朝鮮の独立問題をパリ平和会議の案件として提出するための努力を示している。パリ平和会議の資料の中で「備忘録」と「請願書」も日帝による植民地支配の不当さを知らせ、独立に対する韓国人の熱望を知らせる目的で作成された。パリ平和会議に臨時政府代表として派遣された金奎植(キム・ギュシク)氏は、2つの文書の内容をまとめてウィルソン米大統領宛に書簡を送った。金氏は書簡の中で、「日本の大陸侵略が究極的には太平洋を支配しようとするところにある」として太平洋戦争を警告した。

この他に韓国親友会の「設立公布文および設立目的4項目」資料は米国社会に朝鮮の実情を知らせ、独立のための支援を促す内容を含んでいる。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com