Go to contents

河野洋平氏が口述記録、慰安婦問題「強制あった」…宮沢首相も了解

河野洋平氏が口述記録、慰安婦問題「強制あった」…宮沢首相も了解

Posted December. 28, 2023 08:28,   

Updated December. 28, 2023 08:28

한국어

「(慰安婦が)強制的にさせられてというふうに宮沢首相(当時)も思われた」

日本政府レベルで初めて慰安婦問題に対する謝罪と反省を盛り込んだ「河野談話」を発表した河野洋平元衆議院議長(86)は27日、衆議院のホームページに公開された口述記録でこのように明らかにした。河野氏はこの口述記録で、「もう四十年以上たって記憶が曖昧な部分はあっても、発言の内容は心証として明らかに強制的にさせられてというふうに宮沢首相も思われて、そういう意味で強制があったということで結構ですとなった」と明らかにした。

河野氏は官房長官だった1993年8月の談話で、慰安婦の募集について、「甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあった」とし、「癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる」と発表した。

河野氏は口述記録を通じて、談話当時、首相の了承を得たことを明らかにした。そして、「内閣の意思として官房長官が言っている」とし、「あれは知らないなんて内閣が言ったら逆に大変なことになる」と語った。当時の謝罪が官房長官の談話にすぎないという一部の主張を真っ向から反論したのだ。

河野氏は慰安婦募集に強制性がなかったという一部の主張についても、「具体的に連れてこいとか、引っ張ってこいという軍の資料は残っていないけど、軍がそんな公式文書を残すわけがない」とし、当時の内務省が「終戦の日に軍の資料をいっぱい燃やして処分したとインタビューでも言っているとおり」と明らかにした。

日本の国会は歴代議長および副議長の口述を歴史記録として残す価値があると判断し、口述記録編纂事業を推進している。河野氏はこの事業の最初の対象者だ。

外相を務めた河野氏は、金大中(キム・デジュン)元大統領との逸話も紹介した。河野氏は、「将来韓国をしょって立つすばらしい政治家」と金大中氏を紹介されたという。光州(クァンジュ)事件の後、死刑判決を受けたものの恩赦で自由の身になり、大統領選挙で当選し、「びっくりしました」と話した。そして、「その頃僕は無役だったのに、金大中さんは個人的な手紙をよこして、就任式に参加してもらいたい」と言ってきたという。特別席を用意され、二人で食事をし、「こうやって君と食事できるのが一番嬉しいと言って、とてもいい関係でした」と振り返った。


東京=イ・サンフン特派員 sanghun@donga.com