Go to contents

がん闘病中のペレ氏の病状悪化、娘はSNSに「一緒にもう一晩」と写真をシェア

がん闘病中のペレ氏の病状悪化、娘はSNSに「一緒にもう一晩」と写真をシェア

Posted December. 26, 2022 09:04,   

Updated December. 26, 2022 09:04

한국어

「サッカー皇帝」ペレ氏(82)の病状が悪化し、子どもたちが病院に集まった。昨年、大腸がんの手術を受けたペレ氏は、これまで病院で治療を受けてきた。

AP通信は24日(現地時間)、このような事実を報道し、これまでペレ氏を治療してきた医師たちが数日前に「がんがさらに進んだ。腎臓と心臓機能障害でケアを受けている」と話したことを伝えた。

ペレ氏の娘ケリー・ナシメントさん(55)は病床に横たわっている父親の胸に抱かれた自分の写真と共に「私たちは信仰の中で戦っている。一緒にもう一晩」とのコメントを23日、インスタグラムに投稿した。ペレ氏とナシメントさんの後ろに見えるソファでは、ペレ氏の孫娘が仮眠をしている。23日まではお見舞いの計画がないと言っていた息子のエジーニョさん(52)も24日、病院に到着して病床を守っている。

昨年9月に大腸がんの手術を受けたペレ氏は先月29日、新型コロナウイルス感染症による肺損傷でサンパウロにあるアルバート・アインシュタイン病院に入院して治療を受けてきた。ペレ氏の入院ニュースが伝えられた当時、子供たちは「危篤な状態ではない。父親が病院でカタールW杯の試合を見守る」と話した。サンパウロの地元メディアは、ペレ氏が受けてきた抗がん治療が先週から好転せず、痛みを減らす緩和治療を行うことを医療スタッフが決めたと報じたが、家族はこれを否定した。

サッカー・ブラジル代表選手たちは6日、カタールW杯決勝トーナメント1回戦で勝利した後、闘病中のペレ氏を応援する横断幕をカメラに向けて見せたりもした。ペレ氏はカタールW杯まで92年のW杯歴史で優勝を3回経験した唯一のサッカー人だ。


任寶美 bom@donga.com