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ソン・ユジンが73度目の挑戦でツアー初優勝、KLPGAロッテオープン

ソン・ユジンが73度目の挑戦でツアー初優勝、KLPGAロッテオープン

Posted June. 06, 2022 09:30,   

Updated June. 06, 2022 09:30

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ソン・ユジン(22=ハンファQセル)が73度目の挑戦の末、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーで初優勝を果たした。

ソン・ユジンは5日、仁川(インチョン)ベアーズベスト青羅(チョンラ)GC(パー72)で行われたKLPGAツアーロッテオープン最終4ラウンドで、1イーグル、1バーディー、1ダブルボギーでスコアを2つ伸ばし、通算15アンダー273で2位キム・スジ(26)を4打差に引き離して優勝カップを手にした。2019年のツアーデビュー以来の初優勝を初日から一度も首位の座を譲らない「ワイヤー・トゥ・ワイヤー」で飾った。ソン・ユジンは今回の優勝で、来年の米女子ツアー(LPGA)ロッテ選手権への出場権とともに優勝賞金1億4400万ウォンを獲得した。先月の斗山(トゥサン)マッチプレー選手権のホン・ジョンミン(20)とE1チャリティオープンのチョン・ユンジ(22)に続き、3週連続の初優勝者誕生となった。

小学校2年生の時、母親について行った練習場で初めてゴルフクラブを握ったソン・ユジンは、13歳の時、国家代表常備軍に抜擢されるなど、早くから頭角を現した。プロデビュー以降72試合に出場し、準優勝を2度経験したが(2020年マッコール・龍平リゾートオープン、2021年BCカード・韓経レディースカップ)、優勝とは縁がなかった。その間、プロデビュー同期のチョ・アヨン(20)、イム・ヒジョン(20)、パク・ヒョンギョン(20)らは優勝と共にツアーを代表する選手に成長し続けた。

先週、E1チャリティオープンが終わった後、家に帰らず会場に直行したソン・ユジンは、2日の第1ラウンドでボギーなしの8バーディーを奪い、8アンダー64でコースレコードと自身の18ホールのストローク記録を塗り替えた。3打差首位で第4ラウンドを迎えたソン・ユジンは、2番(パー5)でウッドを使った2打目の後に。グリーン脇のラフから約15メートルのイーグルパットを決め、勝機をつかんだ。

ウィニングパットを決めた後、同僚たちから祝福のウォーターシャワーを浴びながら「ついにやった」と叫んだソン・ユジンは、「他の選手より才能が足りないと思うので、一歩一歩成長する選手になろうと努めた。ここで止まらず、さらに進化する選手になりたい」と語った。「ジュニア時代から多くの助けを受けてきた。最近グリーンフィーも高くなったが、ジュニア選手たちを助けたい」と言い、賞金から一部を寄付する意向を示した。

同日、済州道西帰浦市(チェジュド・ソギポシ)のピンクスGC(パー71)で行われた韓国プロゴルフ(KPGA)コリアンツアーのSKテレコムオープンでは、キム・ビオ(32=湖畔建設)が優勝した。同日、ボギーなしに8バーディーを奪い、通算19アンダー265で2位カン・ユンソク(36)を7打差で引き離した。シーズン2勝目でツアー通算8勝目。


姜泓求 windup@donga.com