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地域の暮らしを4年間左右する4125人を選ぶ統一地方選挙、国会議員補選とともにきょう投開票

地域の暮らしを4年間左右する4125人を選ぶ統一地方選挙、国会議員補選とともにきょう投開票

Posted June. 01, 2022 07:32,   

Updated June. 01, 2022 07:36

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今後4年間の地域の暮らしに責任を負う働き手を選択する日が来た。与野党は31日午前0時まで選挙運動を繰り広げ、終盤まで有権者に「大切な一票」を呼びかけた。保守系与党「国民の力」は、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府の成功のために地方権力も交代しなければならない」とし、「政権交代の完成」を強調し、最大野党「共に民主党」は「4年前当選した人々にもう一度働く機会を」と呼びかけ、「有能な働き手」を主張した。

6月1日投開票の地方選挙では、17人の広域市長や道知事などの広域自治体首長と教育監をはじめ市長・郡長・区長の226人、広域市議会議員と道議会議員(広域議員)872人、基礎市議会議員など基礎議員2988人、教育議員5人を選ぶ。さらに地方選挙の出馬などで空席になった7選挙区で国会議員補欠選挙も行われ、計4132人を選ぶことになる。総候補者数は7616人で、平均競争率は1.8倍。特に、地域の暮らしを実質的に担う市道議員と市郡区議員は計3860人が選ばれ、全選挙定数の93.4%を占める。広域自治体首長と地方自治体長選挙に比べて関心が低いが、条例制定などを通じて有権者の実生活に密着した政治をするという点で、地方議員の重要性は日増しに大きくなっている。

与野党は3月9日の大統領選から84日後に行われる今回の選挙が、尹政権序盤の評価の性格を帯びているとみて総力戦に出た。政権与党が大統領選に続き2連勝を収める場合、安定した国政運営の動力を確保することができるが、野党が善戦して議会権力と地方権力を同時につかむなら、新政府に対する牽制がさらに強化される可能性もある。

「国民の力」は少なくとも9ヵ所以上の広域自治体首長を占め、院内第1党の「共に民主党」を圧迫する考えだ。同時に、各種世論調査での優勢結果に楽観することを警戒した。権性東(クォン・ソンドン)院内代表は、「投票しない世論は数字にすぎず、投票しない支持は棄権にすぎない」とし、「絶対に安心できず、安心してもいけない」と述べた。

「共に民主党」は、光州(クァンジュ)・全羅南道(チョンラナムド)・全羅北道(チョンラプクト)と済州道(チェジュド)など全羅道(チョンラド)圏のほかに少なくとも2ヵ所以上で勝たなければならないとし、崖っぷちの戦略を繰り広げている。金民錫(キム・ミンソク)総括選対本部長は同日、「(広域自治体首長)4ヵ所で確実に勝ち、5、6ヵ所で勝てば、大変なファインプレーだろう」と強調した。

今回の地方選挙の投票は全国1万4465ヵ所の投票所で行われ、午前6時から午後6時まで住所地の管轄投票所で投票できる。新型コロナウイルスの感染者や隔離者は午後6時30分から午後7時30分まで、住所地管轄投票所で投票が可能だ。


姜炅石 coolup@donga.com