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商品100個の輸出代金で87個の輸入可能、貿易条件が9年ぶり最悪

商品100個の輸出代金で87個の輸入可能、貿易条件が9年ぶり最悪

Posted March. 31, 2022 08:37,   

Updated March. 31, 2022 08:37

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対外交易条件が11カ月連続で悪化し、9年3カ月ぶりに最低水準に落ち込んだ。国際原油価格など原材料価格の高騰で、輸入価格が輸出価格を大きく上回ったためだ。30日、中央銀行の韓国銀行(韓銀)によると、先月の純商品交易条件指数(2005年を100と基準)は87.69で、1年前に比べて7.4%下落した。同指数は、商品1個を輸出した金で買える輸入品の量を指数化したもので、先月は商品100個を輸出し、87.69個を輸入できたことを意味する。

純商品交易条件指数は11カ月連続の下落となり、2012年11月(86.88)以降、9年3カ月ぶりに最も低かった。1年間で輸入価格(21.9%)が輸出価格(12.8%)より大幅に上昇したためだ。

先月の輸入金額指数は148.55で、昨年同月比25.5%上昇した。15カ月連続の上昇だ。品目別では、石炭と石油製品が65.4%高騰し、鉱産品(44.8%)や農林水産品(35.0%)も大きく上昇した。韓銀の関係者は、「原油や天然ガス、石炭などの原材料価格が全般的に上昇し、鉱産品と石油製品を中心に輸入金額指数が上がった」と説明した。先月の輸出金額指数は128.34で、1年前より19.7%上昇した。


朴民優 minwoo@donga.com