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女性の賃金労働者が昨年1000万人に迫る

女性の賃金労働者が昨年1000万人に迫る

Posted April. 10, 2024 08:42,   

Updated April. 10, 2024 08:42

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昨年、女性の賃金労働者が1000万人に迫り、全体賃金労働者に占める割合が史上最大となった。ただ、男女の賃金格差は、経済協力開発機構(OECD)加盟諸国の中で最も多かった。

9日、統計庁・国家統計ポータルによると、昨年、女性の賃金労働者は前年より28万2000人増の997万6000人で、1963年に関連統計を取り始めて以来最も多かった。これは60年前の1963年の17.4倍だ。昨年、全体賃金労働者の中で女性が占める割合も45.7%で史上最高を記録した。

女性賃金労働者のうち常用労働者は685万3000人で68.7%、臨時労働者は280万3000人で28.1%、日雇い労働者は32万人で3.2%だった。これにより、昨年、女性賃金労働者を含む全体女性就業者は1246万4000人で、その割合も43.9%で過去最高だった。

女性の経済活動が日増しに増えているが、男女の賃金は依然として相当な格差を見せている。統計庁の「韓国の持続可能な発展目標(SDG)の履行報告書2024」によれば、性別賃金格差は2022年基準で31.2%で、OECD加盟国35ヶ国の中トップだった。これはOECD平均の12.1%の2.6倍の水準で、30%以上に拡大した国は韓国が唯一だった。2位はイスラエルで25.4%だった。


イ・ホ記者 number2@donga.com