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グリジョがプレーオフを制し優勝、7年7ヵ月ぶりのツアー2勝目

グリジョがプレーオフを制し優勝、7年7ヵ月ぶりのツアー2勝目

Posted May. 30, 2023 08:30,   

Updated May. 30, 2023 08:30

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エミリアーノ・グリジョ(31・アルゼンチン)が7年7カ月ぶりに米プロゴルフ(PGA)ツアー通算2勝目を挙げた。

グリジョは29日、米テキサス州フォートワースのコロニアルCC(パー70)で行われたPGAツアー・チャールズ・シュワブチャレンジ最終ラウンドで、6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーでスコアを2つ伸ばし、通算8アンダー272を記録した。アダム・シェンク(31・米国)と並んだグリジョは2度にわたるプレーオフを制して優勝し、優勝賞金156万6000ドル(約20億8000万ウォン)を獲得した。2015年10月にフライズ・ドットコム・オープンで優勝して以来7年7ヵ月ぶりに優勝トロフィーを掲げたグリジョは、ツアー通算2勝目を挙げた。グリジョは2015~2016シーズンのツアー新人王だ。

第3ラウンドまで4打差の4位タイだったグリジョは同日、17番(パー4)までスコアを4つ伸ばし、2打差の首位をキープした。しかし、最後の18番(パー4)のティーショットがカート道路上の小川に落ちて約50ヤード(約45メートル)を流された末、ペナルティーエリアに落ちた。罰打を受けてダブルボギーでホールを終えたグリジョは、まだ試合を終えていないシェンク、ハリー・ホール(26)と打数が並び、逆転を許す危機に直面した。シェンクが18番でスコアを伸ばすことができず、ホールはボギーを叩いて勝負はプレーオフに持ち込まれた。

18番で行われたプレーオフ1ホール目でグリジョとシェンクともにパーを記録した。16番(パー3)の2ホール目でグリジョがバーディーを奪い、優勝トロフィーを掲げた。2015年プライスドットコムオープンで優勝した時も、プレーオフ2ホール目でケビン・ナ(40)を破ったグリジョは、ツアー2勝を全てプレーオフを制して記録した。グリジョは試合後、「2勝目が1勝目より確かに難しい。(優勝の空白は)長かったが、それだけの価値があった」と話した。グリジョは今回の優勝で世界ランキングを80位から42位に上げた。

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(27)は同日、8番(パー3)でホールインワンを達成し、通算7アンダー273で3位タイだった。アン・ビョンフン(32)が1アンダー279で21位タイになり、韓国勢では最も高い順位を記録した。

梁容銀(ヤン・ヨンウン、51)は同日、米テキサス州フリスコのフィールズランチイースト(パー72)で開かれたPGAツアーのシニアメジャー戦、全米プロシニアゴルフ選手権(満50歳以上出場)で通算11アンダー277で4位となった。優勝したスティーブ・ストリッカー(56)とは7打差だった。


姜泓求 windup@donga.com