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舞台に集まった観客30人が気絶、インドネシアでKポップグループの公演が中断

舞台に集まった観客30人が気絶、インドネシアでKポップグループの公演が中断

Posted November. 07, 2022 08:36,   

Updated November. 07, 2022 08:36

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ボーイズグループNCT127がインドネシアのジャカルタでコンサートをしていたところ、観客30人余りが気を失い、公演が中止となった。

インドネシアのジャカルタで4日(現地時間)開かれた「ネオシティ:ジャカルタ・ザ・リンク」で、NCT127は「パラダイス」を歌いながら、メンバーたちが舞台の数ヵ所でボールを配った。スタンディング席の観客たちがボールをもらおうと、舞台の方に一気に押し寄せ、フェンスが崩れた。この過程で約30人が気を失った。負傷者はいなかった。ファンが詰めかけると、リーダーのテヨンは他のメンバーたちに歌を中断するように言い、メンバーたちは前方に集まった観客に退いてほしいと要請した。その後、NCT127は6曲ほどを残した午後9時20分頃、公演を中断した。

地元の公演会社のダイアンドラグローバルエデュテインメントは、「スタンディング区域で混乱が生じ、安全のために公演を中断した」と明らかにした。同日の公演チケットは8000枚ほど売れ、公演会場は1万人まで収容できる。

翌日の5日(現地時間)、同じ場所で開かれた2回目の公演は事故なく終わった。最初の公演より多くの警察と医療スタッフが待機した。6日、SMエンターテインメントによると、2日間開かれたコンサートには1万5000人が参加した。インドネシアでは先月、サッカースタジアムの惨事で135人以上が死亡し、公共場所の安全管理に神経を尖らせている。


李知訓 easyhoon@donga.com