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ロシア原艦が核魚雷搭載し出港、北極で兵器実験の可能性

ロシア原艦が核魚雷搭載し出港、北極で兵器実験の可能性

Posted October. 05, 2022 08:59,   

Updated October. 05, 2022 08:59

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北大西洋条約機構(NATO)が最近、加盟国に、「『終末の日の潜水艦』と呼ばれるロシア海軍の原子力潜水艦『ベルゴロド』(K329)が、核魚雷『ポセイドン』を搭載して北極海に向けて出航した。核兵器実験の可能性がある」という情報を伝えたと、イタリア紙ラ・レプッブリカが2日(現地時間)、報じた。

英紙タイムズは3日、ロシア国防省の核装備担当部署の列車が先週末、ウクライナ前方に移動しているのが捉えられたと伝えた。ウクライナ戦争で守勢に追い込まれたロシアのプーチン大統領が核兵器カードを取り出す可能性があるという懸念が強まっている。

ラ・レプッブリカやタイムズによると、NATOは、ロシアが「ポセイドン」の初の発射実験を北極海で強行する可能性を懸念している。ポセイドンの破壊力は2Mt級で、第2次世界大戦で日本の広島に投下された原子爆弾「リトルボーイ」(15Kt級)より100倍以上強力だという。

米CNNは3日、「米政府がロシアの戦術核兵器の使用可能性など(核)シナリオへの対応策を検討している」と報じた。ウクライナは、プーチン氏がロシア併合を宣言した東部ヘルソン、東部ドネツクのリーマンを奪還した。


イ・ウンテク記者 パリ=チョ・ウンア特派員 nabi@donga.com · 특파원achim@donga.com