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各国インフルエンサー、韓国の郷土料理を世界へ 「これが韓国の味」

各国インフルエンサー、韓国の郷土料理を世界へ 「これが韓国の味」

Posted July. 01, 2026 08:59,   

Updated July. 01, 2026 08:59


先月29日午前、ソウル中区(チュング)のCJ第一(チェイル)製糖本社1階にあるクッキングスタジオ「CJザ・キッチン」で、ドラマ「暴君のシェフ」をテーマにした韓国料理教室が開かれた。宮廷料理人の衣装をまとったシェフがビビンバの由来を紹介し、調理を実演すると、参加者たちはエプロン姿で料理作りに挑戦した。

特徴的だったのは、教室のあちこちに三脚が立てられ、スマートフォンのカメラが回り続けていたことだ。ごま油を回しかける前も、ビビンバの上にワラビを載せる時も、参加者たちはまずカメラに向かって手を動かした。参加者は13カ国から集まったグルメ・旅行インフルエンサー33人。「これが韓国の味です」と英語、中国語、日本語など、それぞれの言語で説明を終えてから次の具材に手を伸ばしていた。

この日のイベントは、韓国観光公社がこの日から2日まで実施する「K-Local Food Hunters33」の一環として行われた。同公社が中華圏や日本、東南アジア、欧州、北米・中南米などで活動するインフルエンサーを招き、各地の郷土料理を紹介するイベントだ。参加者のフォロワー数を合計すると約2130万人に上る。

日本・福岡出身のインフルエンサー、田中陽子さんは、「韓国の屋台街ならではの活気ある雰囲気が本当に好き」とし、「テーブルに並ぶ食器や焼酎のグラス、マッコリの器はもちろん、人々が自然に料理を楽しむ様子まで、すべてが魅力的です。自宅にも韓国の屋台街の雰囲気を再現した部屋があるほどです」と話した。

マレーシアで活動するグルメインフルエンサーのミシェル・ヨンさん(28)は、白キムチやカクテキ、ニラキムチまでキムチの種類をすらすら言えるほどの「韓国料理通」だ。自宅ではニラチヂミも自分で焼いて食べるという。韓国を訪れたのは今回が3回目。今回の旅の目標は、ソウルを越えて「各地域に隠れた本当のローカルの味」を体験することだ。

参加者たちは料理教室を終えた後、ソウル市城北区(ソンブック)の三清閣(サムチョンカク)へ移動し、出発式に参加した。韓屋を背景に冠をかぶって記念撮影をする瞬間も、ライブ配信や動画撮影は止まることがなかった。

一行は30日から江原(カンウォン)、全羅(チョルラ)、慶尚(キョンサン)の3チームに分かれ、各地域を代表する33の名物料理を訪ね歩く。すでに韓国料理に親しんでいる海外ファンが多いことを考慮し、ソウルではなかなか味わえない郷土料理を中心に日程が組まれた。

江原(カンウォン)チームは江陵(カンルン)で草堂(チョダン)スンドゥブと刺し身入り冷スープ「ムルフェ」を味わい、江陵中央市場でタッカンジョンやイカスンデなどを楽しんだ後、春川(チュンチョン)の炭火タッカルビを体験する。全羅チームは全州(チョンジュ)でマッコリとホンオサムハプを味わい、淳昌(スンチャン)ではコチュジャンやトッポッキ作りを体験する。潭陽(タムヤン)のトッカルビや光州(クァンジュ)のユクジョンも味わう。慶尚チームは安東(アントン)で安東焼酎作りに参加し、大邱(テグ)ではムンティギ、釜山(プサン)では貝焼きやサンナクチを味わう。

中国・北京出身でフォロワー数301万人を誇るインフルエンサーの時嘉さんは、「全羅道のグルメ探訪が一番楽しみです。一度も訪れたことがない地域なので」とし、「全州ビビンバのような料理を味わい、ファンの皆さんに韓国各地ならではの隠れたおいしさを紹介したい」と語った。


キム・ソミン記者 somin@donga.com