
「皮膚科の施術や整形手術より、はるかに自然で本質的な回復ができます」
ユーチューブ動画の中で白衣を着た美容外科医は、「10歳若返る秘訣」として老化防止食品を紹介した。しかし、実際の医師に見えるこの男性は、人工知能(AI)で作られた偽の医師だった。
食品医薬品安全処(食薬処)は10日、AIで生成した医師を登場させ、一般食品に老化防止効果があるかのように装って販売した業者を摘発し、検察に送致したと明らかにした。この業者はAIで作成した架空の中年医師を登場させ、自社のオンラインショッピングモールやユーチューブなどを通じて、ビタミンCや酵母食品を含む加工食品を老化防止効果があるかのように宣伝していた。
問題の動画は被害拡大を防ぐため、昨年11月の行政調査段階で政府がプラットフォーム事業者に要請し、すべて削除された。しかし、この業者は、その後も販売を続け、昨年9月から先月までに約65万個を販売し計81億ウォンの売り上げを上げた。
現行の食品表示広告法は、医師や薬剤師など専門家による推薦広告を禁じている。特に最近はAIやディープフェイク技術を活用した架空人物による広告が急増していることから、食薬処は先月、関連法令を改正し、架空の専門家が食品・化粧品・医薬品を推薦する広告を明確に禁止した。
食薬処のキム・ジンフィ害事犯中央調査団長は、「AIを利用した消費者欺瞞広告については、オンライン監視、行政調査、捜査へとつながる三重監視体制を運用し、違法行為を徹底的に取り締まる」と話した。
イ・ホ記者 number2@donga.com






