Go to contents

イラン代表、開幕1週間前も米国ビザ下りず W杯出場なお不透明

イラン代表、開幕1週間前も米国ビザ下りず W杯出場なお不透明

Posted June. 05, 2026 09:22,   

Updated June. 05, 2026 09:22


戦争状態にある米国とイランは最近、終戦に向けた了解覚書(MOU)締結などを協議しているものの、なお合意には至っていない。そうした中、2026年ワールドカップ(W杯)共同開催国の米国は、イランともう一つの「戦争」を繰り広げている。入国ビザを巡る対立だ。

4日付の米紙ニューヨーク・タイムズによると、イランサッカー連盟のメフディ・タジ会長は、「米国入国ビザの取得に向け、米政府ではなく国際サッカー連盟(FIFA)と協議している」と明らかにした。ニュージーランド、ベルギー、エジプトとともにG組に入ったイランは、ロサンゼルスとシアトルでグループリーグ3試合を戦う。しかし大会開幕(11日)まで1週間となったこの日までも、米国入国ビザは発給されていない。

イラン代表は当初、アリゾナ州ツーソンにベースキャンプを設ける予定だったが、今年2月に米国との戦争が勃発したことで計画変更を余儀なくされた。ベースキャンプは米国と国境を接するメキシコのティフアナへ移され問題は解決したものの、今度は大会出場そのものが不透明な状況となっている。

マルコ・ルビオ米国務長官は3日、「イラン革命防衛隊(IRGC)関係者が米国の地を踏むことは決して認めない」と述べた。これは、過去にIRGCに所属していたメフディ・タレミ(オリンピアコス)とエフサン・ハジサフィ(セパハン)を念頭に置いた発言とみられる。これに先立ち、タジ会長も4月、FIFA総会出席のためカナダ・トロントを訪れた際、IRGC司令官としての勤務歴を理由に入国を拒否されていた。


イ・ソヨン記者 always99@donga.com