
第2次トランプ米政権で初の駐韓米国大使に指名されたミシェル・パク・スティール(韓国名・パク・ウンジュ、71)元共和党連邦下院議員が20日(現地時間)、「米国内の韓国企業は(米企業と)同等の待遇を受けている。韓国にある米企業も韓国企業と同等の待遇を受けなければならない」と述べた。
韓国系女性政治家のスティール氏は同日、米上院の承認公聴会で、昨年の李在明(イ・ジェミョン)大統領とトランプ大統領による「ジョイント・ファクトシート(共同説明資料)」で、「米企業が差別されてはならず、不必要な障壁も存在してはならない点を非常に明確にした」とし、このように強調した。
スティール氏はまた、「私が承認されれば、大豆やその他農産物に関する貿易問題について、韓国政府や通商担当者と直接会って協議する」と述べた。これに先立ち、ピート・リケッツ共和党上院議員(ネブラスカ州)が「米国は韓国の大豆輸入の約80%を供給している」とし、米国産大豆の関税割当制(TRQ)物量縮小問題を指摘すると、このように答えた。
1955年にソウルで生まれたスティール氏は、75年に家族とともに米国へ移住した。同氏の両親は、韓国戦争当時に北朝鮮を脱出し、釜山(プサン)へ避難した。スティール氏は公聴会で、「両親とも共産主義を避けて北朝鮮から脱出した」とし、「すべてを失ったが、韓国で再び人生を築いた」と述べた。
さらに、「我々は皆、北朝鮮でどれほど多くの人々が苦しんでいるかを知っている」とし、「だからこそ、米国、日本、韓国の間には非常に強固な同盟が必要だ」と強調した。韓国はもとより、インド太平洋地域の安全保障強化に向け、「同盟」という表現まで使い、韓米日3カ国の安保協力の必要性を訴えた。
スティール氏は公聴会の場を借りて、「韓国戦争に従軍したすべての参戦勇士に感謝したい」との意も伝えた。そして「その方々がいなければ、私は生まれていなかっただろう」とし、「父と母は北朝鮮の別々の地域から南へ下り、韓国で出会った」と語った。そして「だから私が今ここにいる」と付け加えた。
申晋宇 niceshin@donga.com






