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アーセナル、22年ぶりEPL制覇 アルテタ監督の“実利サッカー”結実

アーセナル、22年ぶりEPL制覇 アルテタ監督の“実利サッカー”結実

Posted May. 21, 2026 09:01,   

Updated May. 21, 2026 09:01


アーセナルが22年ぶりにイングランド・プレミアリーグ(EPL)の頂点に立った。

首位アーセナルは試合のなかった20日、リーグ優勝を決めた。この日、2位マンチェスター・シティー(マンC)がボーンマスとの今季EPL第37節で1-1と引き分けたためだ。アーセナル(勝ち点82、25勝7分け5敗)とマンC(勝ち点78、23勝9分け5敗)の勝ち点差が「4」に広がり、25日の最終節結果に関係なく、アーセナルの優勝が決まった。この日、チーム練習場でテレビ観戦していたアーセナルの選手たちは、優勝決定後、自作の優勝トロフィー模型を前に記念撮影した。

アーセナルのEPL優勝は、アーセン・ベンゲル元監督(77)がリーグ史上初の無敗優勝(26勝12分け)を成し遂げた2003~2004シーズン以来、22年ぶり。アーセナルはイングランド1部リーグ通算14度目の優勝を達成し、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド(ともに20回)に次ぐ歴代3位となった。

EPL優勝6回を誇る名将、ペップ・グアルディオラ監督(55)の下でマンCのアシスタントコーチを務めていたミケル・アルテタ監督(44)は、昨季まで3季連続準優勝に終わっていた悔しさを晴らし、チームを頂点へ導いた。現役時代にアーセナルでプレーしたアルテタ氏は、2016年7月からマンCでグアルディオラ氏を補佐し、2019年12月にアーセナルの指揮官に就任した。

アルテタ氏は就任後、2季連続で8位に終わり、ファンから激しい批判を浴びた。当時、グアルディオラ氏は英メディアとのインタビューで「アルテタ監督は素晴らしい仕事をやり遂げるだろう」と語り、後押ししていた。グアルディオラ氏は優勝を逃したこの日も、アルテタ氏を祝福した。英スカイスポーツとのインタビューで「リーグ制覇のため本当に多くの努力を重ねたアルテタ監督に祝福を送る」と話した。

アルテタ監督は、堅守と鋭いセットプレーを武器にEPL制覇を果たした。強力な前線プレスと高い守備組織力を誇るアーセナルは20日現在、37試合で26失点に抑え、リーグ最少失点トップとなっている。攻撃面ではセットプレーが威力を発揮した。今季アーセナルは69得点中18得点をCKから決め、この部門のリーグ最多記録を更新した。FKなどによる得点まで含めると、セットプレーだけでリーグ史上最多の24得点を挙げた。

アルテタ氏は選手たちの闘争心を呼び起こす工夫にも力を入れた。本拠地のロッカールームからピッチへ向かう通路の覆いを撤去させ、観客の声援がそのまま選手に届くようにした。練習場の壁には「共に歴史をつくる」との文句を書き込んだ。

ピッチ上では、「野戦司令官」デクラン・ライス(27)が大活躍し、アーセナルの優勝をけん引した。豊富な運動量と正確なキックを兼ね備えたMFライスは、今季4得点5アシストを記録し、攻守のつなぎ役として存在感を発揮した。特に先月、マンCとの直接対決に敗れ、優勝争いが厳しくなった際、チームメートに「まだ終わっていない」と叫ぶ姿がテレビ中継に映し出され、話題となった。

EPLを制したアーセナルは、今季「ダブル(2冠)」にも挑む。アーセナルは31日、パリ・サンジェルマン(PSG)との今季欧州チャンピオンズリーグ決勝で、クラブ史上初優勝を狙う。

孫興慜(ソン・フンミン、34)がかつて所属したトットナム・ホットスパーは同日、チェルシーに1-2で敗れ、EPL残留を決められなかった。17位トットナム(勝ち点38)と降格圏18位ウェストハム(勝ち点36)の勝ち点差は「2」で、両チームの運命は最終節に委ねられた。孫興慜は試合前、BBCの「マッチ・オブ・ザ・デイ」に出演し、「トットナムは十分やれる。チェルシー相手に良い結果を出し、残留する資格がある」とエールを送ったが、トットナムは勝ち点獲得に失敗した。


金培中 wanted@donga.com