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イラン、ホルムズ海峡「開放」から一転再封鎖 緊張再燃

イラン、ホルムズ海峡「開放」から一転再封鎖 緊張再燃

Posted April. 20, 2026 09:17,   

Updated April. 20, 2026 09:17


イランは18日(現地時間)、ホルムズ海峡を一時的に開放すると表明したが、わずか1日で再び封鎖に踏み切ると明らかにした。米国がイランに対する海上封鎖を維持し、さらには世界の海域でイラン関連船舶の拿捕も可能とするなど圧力を強めたことへの反発とみられる。トランプ米大統領は同日、ホワイトハウスのシチュエーションルーム(作戦司令室)で緊急会合を開き、対応策の検討に入った。21日(米東部時間)の米イラン間の「2週間休戦」終了を控え、高濃縮ウランなど核問題と並び、終戦交渉の焦点となるホルムズ海峡の通航を巡る緊張が高まっている。

イラン革命防衛隊は声明で、ホルムズ海峡は今後閉鎖されるとし、「いかなる接近も敵への協力と見なし、対象船舶を攻撃する」と警告した。イラン軍中央司令部のエブラヒム・ゾルファガリ報道官も「米国は過去にもそうであったように、またも約束を破り、いわゆる『封鎖』の名の下に海賊行為を続けている」と非難し、イランの港に出入りしようとする船舶の航行を阻んでいる米国の海上封鎖をホルムズ海峡再封鎖の理由に挙げた。ホルムズ海峡を「逆封鎖」することでイランの「資金源」を締め上げている米国への不満を提起し、イランの穏健派であるアラグチ外相が示した開放方針を覆した形だ。

イランは強硬姿勢を示すかのように、同日ホルムズ海峡を通過しようとしたインド船籍2隻を攻撃した。これまでにイランは、友好国であるインド船舶の通航を一部許可していた。インド外務省は在印イラン大使を呼び出して抗議した。米政治メディア「アクシオス」は、「近く(交渉の)突破口を開くことができなければ、数日以内に戦闘が再開される可能性がある」と米高官の話として伝えた。

もっとも、ホルムズ海峡をめぐる米国とイランの対立は、第2回停戦交渉直前で交渉力を高めるための神経戦である可能性もある。トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、イランとの交渉は「順調に進んでいる」と述べた。イラン最高国家安全保障会議も声明で、米国から新たな提案があったとし、「検討中」と明らかにした。交渉団代表のモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長も19日、国営テレビでの演説で「一定の進展はあるが、なお多くの隔たりがある」と述べた。


申晋宇 niceshin@donga.com