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中国のサムギョプサル需要が影響? バドミントン羽不足で合成シャトル一部解禁

中国のサムギョプサル需要が影響? バドミントン羽不足で合成シャトル一部解禁

Posted April. 10, 2026 09:02,   

Updated April. 10, 2026 09:02


世界バドミントン連盟が「合成シャトル」の導入カードを再び切った。中国でサムギョプサル(豚バラ肉)の消費が増えたことが最大の原因だという。

BWFは8日(現地時間)、「賞金総額1万7500ドル以下の3級大会とユース大会での合成シャトルの使用を認める」と発表し、「今後、上位大会への導入を見据え、品質や性能を評価する目的もある」と説明した。

BWFは2020年1月にも翌年からの合成シャトル導入を打ち出したが、新型コロナウイルスの感染拡大で撤回された経緯がある。当時は「環境への配慮」を理由としていたが、今回は供給不足が背景にある。

競技用シャトルは同一のガチョウまたはアヒルの翼から16枚の羽を抜いて作られる。しかし鳥インフルエンザが周期的に流行し、最大の生産国である中国では家禽の飼育が難しくなった。多くの農家が需要の高い豚の飼育へ転換したのだ。2018年のアフリカ豚熱(ASF)流行で中国の豚の約3分の1が処分されたこともあり、養豚は有望分野とされている。

こうして供給不足が進む中でバドミントン人気が高まり、需要は拡大した。結果として価格は上昇し、トップレベルの試合用シャトルは1ダース(12個)で7万ウォン、ユース用でも6万ウォン台に達している。

トマス・ランドBWF事務局長は、「シャトル不足と価格上昇の問題は認識していた」とし、「安定的で競争力のある合成シャトルの生産・供給に向け、メーカーと協力していく」と話した。


任寶美 bom@donga.com