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カストロの孫「キューバ人の大多数は資本主義を望んでいる」

カストロの孫「キューバ人の大多数は資本主義を望んでいる」

Posted April. 02, 2026 09:20,   

Updated April. 02, 2026 09:20


「キューバ人の大多数は共産主義者ではなく、資本主義者になりたがっている」

キューバ共産主義革命の指導者フィデル・カストロ(1926~2016)の孫サンドロ・カストロ氏(33)は、先月30日に公開された米CNNとのインタビューでこう語った。キューバの首都ハバナでナイトクラブを経営するサンドロ氏は、インスタグラムで15万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーでもある。祖父が築いた共産体制の下で商業活動に制約が課されている現実に挫折感を覚えるとし、「経済モデルを開放し、官僚主義をなくすべきだ」と述べた。

サンドロ氏は自身のインスタグラムに、ナイトクラブを経営しながら日々パーティーを楽しむ様子に加え、停電が頻発するキューバの電力難を皮肉る投稿もしている。最近では、キューバの体制崩壊をちらつかせるトランプ米大統領を風刺した動画を投稿し話題となった。動画ではトランプ氏に扮した人物がキューバを買いたいと提案すると、サンドロ氏は「まあ落ち着けよ、遊びに行こうぜ」と言って、一緒にバイクで市内へ向かう。

サンドロ氏は「キューバには資本主義的に考える人が多い。主権を守りながら資本主義を望む人が多い」とし、米国との円満な合意を通じてキューバ経済が変わることを期待すると述べた。あらゆる商業領域で規制が厳しいとし、「ディアスカネル大統領はまともに仕事ができていない」と批判した。ただ、祖父が主導した1959年の共産革命によってキューバ人の生活が向上したかとの問いには、「59年以降に生まれたので答えられない」と回答を避けた。

サンドロ氏の父は、フィデル・カストロが1980年に再婚したダリア・ソト・デル・バジェ氏との間に生まれたアレクシス氏。彼は政界には進まず、写真家兼ドキュメンタリー監督として活動した。サンドロ氏は、自身がカストロ一族だからといって恩恵を受けたことはなく、大富豪とのうわさも事実ではないと主張した。ただし、CNNは「サンドロ氏はハバナにクラブを開くのに『わずか』5万ドル(約7500万ウォン)しかかからなかったと言ったが、これは多くのキューバ人には到底手の届かない金額だ」と指摘した。キューバ国民の平均月収は20ドルにも満たない。


キム・ユンジン記者 kyj@donga.com