Go to contents

睡眠薬入り飲料で賭けスクリーンゴルフ詐欺 一味摘発

睡眠薬入り飲料で賭けスクリーンゴルフ詐欺 一味摘発

Posted March. 13, 2026 11:25,   

Updated March. 13, 2026 11:25


スクリーンゴルフの賭けゲーム中、相手の飲み物にこっそり睡眠薬を入れて勝敗を不正に細工した一味が警察に摘発された。

ソウル警察庁刑事機動隊は12日、賭けスクリーンゴルフを不正に細工して被害者から約7400万ウォンを巻き上げたとして、50代の男2人を詐欺と麻薬類管理法違反の疑いで逮捕し、検察に送致したと明らかにした。同じゴルフ同好会やゴルフ場会員出身の共犯7人も、在宅のまま検察に送致された。

この一味は2024年12月から約3カ月間、首都圏のスクリーンゴルフ場で60代の事業家と賭けゴルフゲームを行い、睡眠薬入りの飲料を飲ませて計10回にわたり賭け金をだまし取った。警察によると、彼らはゴルフ同好会や常連のゴルフ場などで資金力のありそうな被害者を探し、この事業家に自然に接近して賭けスクリーンゴルフを繰り返した。

犯行は組織的に行われた。一部は不眠症などを理由に向精神薬のロラゼパムを処方してもらい準備した。別の3~4人はゲーム開始後、被害者が席を外す隙を作り、その間に飲料へ薬物を混ぜたり、あらかじめ薬の入ったコップとすり替えたりした。さらにUSB形の受信機をスクリーンゴルフ場のPCに事前に接続し、被害者が打撃のために視線を外した瞬間、リモコンで照準点を密かに動かし、被害者が賭けに負けるよう仕向けた。

犯行は、被害者がゲーム中に急に力が入らなくなり、繰り返される低調な結果から不正な細工を疑ったことで発覚した。被害者の通報を受けた警察は昨年5月から捜査に着手した。

捜査の結果、逮捕された主犯2人は過去にも同様の手口で処罰を受けていたことが分かった。警察関係者は「不審に思った被害者がスクリーンゴルフ中に密かに撮影した映像と、捜査で確保した証拠をもとに一部の自白を得た」と説明した。警察は追加の被害者や余罪の有無についても捜査を進めている。


チョン・ソヨン記者 cero@donga.com