
LG AI研究院が昨年末に公開した、疾病および遺伝子分析向け人工知能(AI)モデル「エクサワン・パス」2.5版が、世界の主要AIモデルと比較してもトップ水準にあることが、自社の調査結果で明らかになった。
10日、LGによると、「エクサワン・パス」2.5は、LG AI研究院が最近実施した世界の主要医療AIモデルを対象とするがん診断の性能評価において、正確度76.75%を記録し、比較対象となったAIモデルの中で最も高い数値を示した。比較対象には、米ハーバード大学医学部のフェイサル・マフムード教授の研究チームが開発した「タイタン(TITAN)」および「ユニ2-h(UNI2-h)」、マイクロソフトの「ギガパス(Gigapath)」、フランスのAI企業バイオオプティマスの「H-オプティマス-ゼロ(H-optimus-0)」などが含まれる。
LG AI研究院は、オープンソースとして公開されているこれらのAIとエクサワン・パス2.5を対象に、韓国と米国の病院の大腸がん、肺腺がんなどの臨床データを投入し、腫瘍や遺伝子変異の有無をどれほど正確に検出できるかを検証した。
正確度が76.75%だったエクサワン・パス2.5に続き、ユニ2-h(76.16%)、H-オプティマス-ゼロ(75.78%)、タイタン(73.20%)、ギガパス(71.43%)の順に診断正確度が高かった。LGは、自社評価に加え、マフムード教授研究チームが開発した性能指標を基準に評価した場合でも、エクサワン・パス2.5が診断正確度69.8%で、1位のタイタン(71.4%)に次ぐ2位だったと説明した。
LGに加え、ルニットやビューノなど、国内の複数企業が医療AI市場への参入を進めている。ルニットは5日、欧州連合(EU)加盟国のマルタで、乳がん検診ソリューション事業者として最終選定された。今後7年間、マルタ政府に乳がん検査用AIソリューションを供給する。ビューノが開発した心停止予測AIソリューションは、国内の約100の病院に導入されている。同ソリューションによる売上高は、昨年257億ウォンと、1年で18%増加した。ビューノは米国、欧州、中東など海外市場への進出を進めている。
パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com






