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合併にブレーキ、金民錫首相に追い風 「党内での影響力拡大」

合併にブレーキ、金民錫首相に追い風 「党内での影響力拡大」

Posted February. 11, 2026 09:03,   

Updated February. 11, 2026 09:03


与党「共に民主党」と野党「祖国革新党」の合併協議が10日、暗礁に乗り上げている。合併を最初に提案した鄭清来(チョン・チョンレ)代表への責任論が強まる中、次期党代表候補として取り沙汰されている金民錫(キム・ミンソク)首相にとっては、追い風になるとの分析が出ている。

合併に反対の立場を示してきたある1期目の議員は同日、電話取材に対し、「鄭代表は地方選挙後に合併論議を先送りすることを『出口戦略』としたが、どのような形であれ責任から自由にはなれない」とし、「相対的に党代表の影響力が弱まった状況で、次期党代表候補に名前が挙がる金氏の党内影響力は、さらに強まらざるを得ない」と語った。合併推進に歯止めがかかることで、事実上、親李在明(イ・ジェミョン)系が結集する様相を帯びたためだ。

金氏は、鄭氏が合併推進の意思を表明した後、手続きや党のアイデンティティ問題に言及し、事実上の反対意見を示してきた。金氏は2日の新年記者懇談会で、「合併するかしないかとは別に、あれこれのイシューが統一的な国政運営にとってプラスにならない状況になるのは、望ましくないというのが常識ではないか」と述べた。

党内では、こうした金氏の発言が、李氏との調整なしに出たものではないとの見方が多い。ある2期目議員は、「姜得求(カン・ドゥクク)最高委員を含め、金首相と近い党内人物らが合併を巡る内紛を経て、金首相に一定以上の足場を設けたと見るべきだ」とし、「金首相が親李在明系議員らの求心点の役割を果たすだろう」と述べた。

「共に民主党」との合併が保留となったことで、6・3地方選挙および再・補欠選挙で祖国革新党の存在感を示すため、曺国(チョ・グク)代表の出馬可能性が高まっているとの声も出ている。同党の申荘植(シン・ジャンシク)最高委員は同日、曺氏の出馬について、「3月上中旬ごろ、『団体長』か『国会議員補欠選挙』のいずれを選ぶのか、またその場所について話せると思う」と述べた。


イ・スンウ記者 suwoong2@donga.com