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コロナ禍以降増え続けた自営業者向け融資、減少に転じる

コロナ禍以降増え続けた自営業者向け融資、減少に転じる

Posted February. 10, 2026 09:19,   

Updated February. 10, 2026 09:19


コロナ禍だった2020年以降、毎年増えてきた銀行の自営業者向け融資が、今年に入って初めて減少に転じた。資金繰りが厳しさを増す自営業者が、銀行の融資基準を越えられず、オンライン投資連携金融(P2P)など第2金融圏に押し出され、負債負担が一層重くなっている。金融の健全性管理は重要だが、自営業者向け融資が縮小する中で延滞率も上昇しており、より精緻な支援策が求められている。

9日、金融界によると、KB国民(クンミン)、新韓(シンハン)、ハナ、ウリ、NH農協の5大銀行における今年1月末時点の個人事業者向け融資残高は、324兆1555億ウォンだった。前年同月比で7801億ウォン減少しており、月別では直近2か月間で1兆5427億ウォン縮小した。

融資残高が減少したのは、銀行が経営が悪化した自営業者への融資を引き締めているためだ。コロナ禍後も景気回復が進まず、物価高とウォン安が重なり、債務を期日通り返済できない自営業者が増えた。5大銀行の昨年12月末時点の個人事業者向け融資の平均延滞率は0.5%で、10年ぶりの高水準となった。ある都市銀行の関係者は「景気低迷で廃業する自営業者が増え、融資を求める事業者自体が減っている」と話した。

銀行から資金を調達できない自営業者は、カード会社やP2Pなど第2金融圏に流れている。P2P法人信用融資は、今年1月に452億ウォンとなり、前年同月比で約2%増えた。韓国金融研究院のキム・ヨンド銀行研究室長は「健全性管理が重視される中、銀行は従来よりも優良事業者向け融資に集中しているようだ」と指摘した。


シン・ムギョン記者 チョン・ジュヨン記者 yes@donga.com