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ハンストを終えた張東赫代表、重要なのは後に残った請求書だ

ハンストを終えた張東赫代表、重要なのは後に残った請求書だ

Posted January. 24, 2026 09:42,   

Updated January. 24, 2026 09:42


旧統一教会(世界平和統一家庭連合)問題と公認献金疑惑をめぐる「双特検法」の成立を求め、ハンガーストライキに入った野党「国民の力」の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表が、8日目にしてハンストを終えた。張氏はハンスト中、「命を懸ける覚悟だ」とし、与党「共に民主党」に特検法の処理を迫った。しかし、鍵を握る「共に民主党」執行部がハンスト現場を訪れることはなく、形式的なねぎらいの言葉すらなかった。特検法をめぐる与野党協議も、ハンスト前と比べ大きな変化は見られない。名分が特検法の成立にあったとすれば、結果は「手ぶら」同然だ。

しかし、張氏個人にとっては評価が分かれる。ハンスト直前、張氏は政治的苦境に立たされていた。年初に示した刷新案で、尹錫悅(ユン・ソクヨル)前大統領との決別を明確に打ち出さなかったことで、中道保守層や有権者の批判は強まった。党代表就任以降、党支持率が20%台半ば(韓国ギャラップ調査)から抜け出せない状況も、地方選挙を前に張体制への党内不安を増幅させていた。

とりわけ、党倫理委員会による韓東勲(ハン・ドンフン)前代表の深夜の除名決定は、張氏と韓氏の間で中立的立場を保ってきた党内人物までも遠ざけた。韓氏に批判的だった重鎮議員からも「除名は行き過ぎだ」との声が公然と上がった。

張氏のハンストは、こうした韓氏除名をめぐる批判が最高潮に達した局面で始まった。このため、親韓(親・韓東勲)系を中心に「局面転換を狙ったハンスト」との指摘も出た。しかし、意図がどうであれ、結果として張氏は保守陣営の再結集を印象づけた。

若手・改革派グループ「代案と未来」が張氏のハンストを支持し、除名に批判的だった重鎮議員も張氏の側に立った。中道保守を自任する呉世勲(オ・セフン)ソウル市長や朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山(プサン)市長をはじめ、党所属の現職広域自治体首長が相次いで見舞った。路線の異なる劉承旼(ユ・スンミン)元議員が手を取り、改革新党の李俊錫(イ・ジュンソク)代表との連携も一段と鮮明になった。朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領が約10年ぶりに国会本庁を訪れたことも象徴的だった。

しかし、錯覚を取り除くべきだとの声も少なくない。張氏のハンストへの支持と、張氏の政治路線への支持は区別すべきだということだ。「ハンスト後」が、ハンストそのもの以上に重要だという意味だ。張氏に向けられてきた本質的な批判――尹氏との決別、中道層拡大に向けた刷新、韓氏の処遇問題――は、水面下に一時的に沈んだにすぎず、ハンスト前から前進したとは言い難い。

すでに党内では「変わらなければ、好意的世論は半月で消える」との声も出ている。昨年12月、張氏が「24時間フィリバスター」を完遂して結束を演出した後、再び強硬支持層に軸足を移したことで、合理路線の象徴だった金度邑(キム・ドウプ)政策委員長を失った前例が、その背景にある。

体力が回復する頃には、韓氏の除名問題、尹氏の判決とそれに対する立場、中道層拡大と保守統合の具体策を問う声が、未払いの請求書のように突きつけられるだろう。保守を結集したエネルギーを刷新と統合に使うのか、それとも声の大きい強硬支持層に向けるのか。その選択は張氏に委ねられている。強硬層寄りの対応を取るたびにリーダーシップの危機に直面してきたことを忘れてはならない。