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3大会連続五輪切符 車俊煥「ミラノでメダルをつかみたい」

3大会連続五輪切符 車俊煥「ミラノでメダルをつかみたい」

Posted January. 05, 2026 10:41,   

Updated January. 05, 2026 10:41


「10年ひと昔」とは言うが、韓国の「フィギュアプリンス」はいまも車俊煥(チャ・ジュンファン、25)だ。車俊煥が全国選手権10連覇を達成し、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の出場権を獲得した。

車俊煥は4日、ソウルの木洞(モットン)スケート場で行われた第80回全国男女フィギュアスケート総合選手権の男子シングル・フリーで180.34点を獲得。前日のショートプログラム97.50点と合わせ、合計277.84点とし3大会連続で五輪出場を確定した。

今大会は昨年12月の会長杯ランキング大会とともに五輪代表選考会を兼ねて行われた。第1次大会では五輪出場年齢に達していなかった徐玟奎(ソ・ミンギュ、18)に首位を譲った車俊煥だが、今大会ではショート、フリーともにクリーンな演技を披露し、選考会総合1位(540.68点)に返り咲いた。

韓国の男子シングル選手が五輪に3大会連続で出場するのは、チョン・ソンイル(57・引退)以来32年ぶり。ただしチョン・ソンイルは1988年カルガリー、1992年アルベールビルに続き、2年後に行われた1994年リレハンメルまで6年間で3大会に出場している。4年周期での3大会連続出場は、車俊煥が韓国フィギュア史上初となる。

車俊煥は「3度目の五輪出場という夢が目前まで来た。特に、初めて五輪出場を決めた木洞アイスリンクで、3度目を決められたことに感慨がある」と語った。

男子シングル最後の滑走者として登場した車俊煥は、冒頭の4回転サルコーを成功。続いてトリプルアクセル、トリプルルッツ-シングルオイラー、トリプルサルコーの連続ジャンプも安定して成功させた。後半の加点(10%)区間もミスなく跳び切り、最後のトリプルフリップまで完璧にまとめ、クリーンプログラムを完成させた。

車俊煥はこの10年間、韓国男子フィギュアの象徴的存在だ。初出場となった2018年平昌(ピョンチャン)五輪では、インフルエンザに罹患した最悪の体調ながら15位。脚の筋断裂を抱えて臨んだ2022年北京五輪では、韓国男子シングル史上最高位の5位に入った。2023年世界選手権では韓国男子初となる銀メダルを獲得し、昨年のハルビン・アジア大会では金メダルに輝いた。

しかし、2023~2024シーズン以降は足首の神経障害やブーツ交換の問題に悩まされている。今季だけでブーツを10回以上替え、4回転ジャンプを連続でこなすほどの適応には至っていない。

車俊煥は「五輪まで1カ月ほどある。負傷後、ジャンプ自体はほぼ戻ったが、実戦での体力やブーツへの適応が課題。それでも、長年積み重ねてきた経験を生かし、ミラノでも自分にできることを全力でやりたい」と意気込みを語った。

男子シングルの残る1枠は、今大会4位のキム・ヒョンギョム(20)が獲得。2024年江原(カンウォン)ユース五輪男子金メダリストのキム・ヒョンギョムは総合4位だったが、2位の徐玟奎と3位のチェ・ハビン(17)が年齢基準を満たさず、五輪出場が決まった。

女子シングルでは辛智娥(シン・ジア、18)が自己ベストの219.89点で初優勝し、初の五輪切符を手にした。2023、2024年に続き3度目の総合優勝となり、シニアの最低年齢に達した初年度で五輪舞台に立つ。

残る女子1枠は李海仁(イ・ヘイン、21)が獲得した。第1次選考会では金彩然(キム・チェヨン、20)に5.98点差をつけられたが、金彩然が今大会で負傷の影響から伸び悩む中、逆転に成功した。2022年世界選手権銀メダリストの李海仁は、2024年の合宿中の飲酒・性的加害疑惑で3年間の代表資格停止処分を受けたが、裁判所が処分効力停止の仮処分を認め、競技復帰と五輪出場を決めた。


任寶美 bom@donga.com