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30代女性の就業率、10年で15ポイント上昇 背景に結婚・出産の遅れ

30代女性の就業率、10年で15ポイント上昇 背景に結婚・出産の遅れ

Posted December. 29, 2025 09:48,   

Updated December. 29, 2025 09:48


最近10年間で女性の就業率が5ポイント上昇したことが分かった。なかでも30代女性の伸びが顕著だった。結婚や出産後も働き続ける女性が増えたことに加え、結婚・出産を先送りしてキャリアを継続するケースが少なくないためだ。

性平等家族部と雇用労働部が28日に刊行した「2025年女性経済活動白書」によると、昨年の女性就業者は1265万2000人(54.7%)で、前年より18万8000人増えた。2014年(49.7%)と比べ、5ポイントの上昇となる。

男女の就業率の格差は、2014年の22ポイントから昨年は16.2ポイントに縮小した。コロナ禍を除けば、毎年改善傾向にある。

昨年の女性就業率の上昇は、30代で特に大きかった。2014年比で、30~34歳は15.9ポイント、35~39歳は13.9ポイント上昇し、それぞれ73.5%と68.9%を記録した。初婚・初産の時期が遅れ、30代前半・半ばの未婚女性の比率が高まったことで、キャリアを継続する女性が増えているとみられる。


パク・ギョンミン記者 mean@donga.com