ソウルのマンション平均売買価格、１５億ウォン突破

今月ソウルで売買されたマンションの平均価格が１５億ウォンを超えたとの民間統計が出た。今年７月に１４億ウォンを上回ってから５カ月ぶりだ。融資規制で不動産取引全体が冷え込む中でも、高価格帯のマンションを中心に取引が続いた影響とみられる。

ＫＢ不動産が２８日に発表した月間全国住宅価格動向によると、１２月のソウルのマンション平均売買価格は１５億８１０万ウォンだった。２００８年１２月にＫＢ不動産が統計を取り始めて以来、初めて１５億ウォンを超えた。今年７月には１４億５７２万ウォンと、初めて１４億ウォン台に乗せていた。

漢江（ハンガン）ベルトなど高価格マンションが集中する地域で、価格上昇幅が拡大したとみられる。今月のソウルのマンション価格は前月（１．７２％）に続き１．０６％上昇し、３カ月連続で１％台の上昇となった。

今月取引されたマンションの価格を順に並べた際の中央値（中位価格）は１１億５５６万ウォンだった。ソウルのマンション中位価格は、今年４月に１０億ウォン台へ再進入して以降、８カ月で１１億ウォンを超えた。


イ・チュクボク記者 bless@donga.com