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10~20代「結婚費用下がらないと少子化克服は困難」

10~20代「結婚費用下がらないと少子化克服は困難」

Posted December. 15, 2025 10:01,   

Updated December. 15, 2025 10:01


少子化を克服するために10~20代の若者が最も望んでいる結婚支援策は、「結婚資金の負担軽減」であることが分かった。

少子高齢社会委員会は14日、「2025年の未来世代国民(WE)委員会」が選定した少子化対策8案を発表した。今年の国民委員会は、政策立案の過程で声が反映されにくい10~20代の若者計250人で構成された。

結婚分野では、結婚準備バウチャーを地域通貨で支給し、結婚初期の費用負担を軽減する案が1位に選ばれた。韓国消費者院によると、今年4月時点の全国の結婚式の平均費用は約2100万ウォンに上る。住宅分野では、子どもがいる世帯に住宅供給の優先権を与え、出産を後押ししようという提案が出た。地方から首都圏へ通勤する新婚世帯に交通費を支援する「地方・首都圏居住地分散政策」も優秀提案に挙げられた。人口問題への共感を広げるため、大学に少子化関連の必修講座を設けようという提案も盛り込まれた。

国家データ処が最近発表した「2024年新婚夫婦統計」によると、昨年の婚姻届の提出から5年以内の新婚夫婦は95万2000組で、前年より2.3%減少した。子どもがいる世帯の割合は51.2%で、統計を取り始めた2015年以降で最も低かった。平均子ども数も、2020年の0.68人から昨年は0.61人に減少した。


朴星民 min@donga.com