
防弾少年団(BTS)と三星(サムスン)電子が、政府から今年の「善い寄付者」と認められ、大統領表彰を受けた。
行政安全部は8日、ソウル市松坡(ソンパ)区にある韓国広告文化会館で「第5回大韓民国善い寄付大賞」表彰式を開き、個人7人と13の企業と団体など計20件に大統領表彰と首相表彰を授与した。善い寄付大賞は、継続的に分かち合い活動を続けてきた個人と団体をたたえる賞だ。
大統領表彰を受けたBTSは2017年から国連と共に、児童・青少年への暴力防止とメンタルヘルスの認識向上を目指すキャンペーン「Love Myself」を展開してきた。これを通じて、155カ国の暴力被害児童に福祉サービスと心理カウンセリングを提供した。三星電子は役職員特別奨励金の寄付をきっかけに、保護終了児童・青少年の自立支援を社会貢献の中核分野と位置づけ、住居提供や生活・進路教育を行っている。
首相表彰は、40年以上にわたり寄付活動を続けてきた俳優の高斗心(コ・ドゥシム)さん(74)と、地域の分かち合いの生態系づくりに貢献したチョン・インジョさん(73)が受けた。Sunjinエンテックと東亜製薬も、脆弱階層支援と参加型社会貢献活動の実践が評価され、受賞者に選ばれた。
ソン・ジンホ記者 jino@donga.com






