
韓国とガーナの2022カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦は、チョ・ギュソン(ミッティラン)にとって忘れられない試合だ。韓国が0-2と追う展開だった後半13分、李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン=PSG)のクロスを頭に合わせ追撃の1点を決めた。3分後には、金珍洙(キム・ジンス、FCソウル)がゴールライン付近から浮かせたクロスを再び頭で押し込み、試合を振り出しに戻した。
その後、韓国はガーナにさらに1点を許し2-3で敗れた。しかし、代表選手として初めてW杯1試合でマルチゴールを記録したチョ・ギュソンは、サッカーファンに強烈な印象を残し、一躍スターの座に上り詰めた。大会開幕前には2万人だったインスタグラムのフォロワーは、ガーナ戦後には140万人を超えた。
チョ・ギュソンが18日午後8時、ソウルW杯競技場で行われるガーナとの評価試合で、3年前のようにネットを揺らすことができるか注目されている。昨年5月に膝の手術を受け、リハビリの途中で合併症が発生し、2024~2025シーズンを丸ごと休んだチョ・ギュソンは、1年8カ月ぶりの代表復帰戦となった14日のボリビア戦(2-0、韓国勝利)で後半途中から出場し、ダメ押し点を奪った。後半44分、ゴール前の混戦の中、バランスを崩して倒れ込みながらも左足で流し込んで、韓国の2点目を決めた。つらい「負傷のトンネル」を抜けたチョ・ギュソンにとって、復活を告げる一撃だった。
彼は今年8月、大韓サッカー協会ユーチューブに掲載された映像で「(合併症で再手術した後)1カ月間病院に寝たきりで、体重が12㎏ほど落ちた。1日3~4回痛み止めを打った」と振り返った。
韓国代表チームの仲間たちはボリビア戦後、苦しい時期を耐え抜いたチョ・ギュソンに熱い祝福を送った。チョ・ギュソンは試合後のインタビューで「執念でゴールを決めた。次のガーナ戦でもゴールを決めたい」と語った。
「洪明甫(ホン・ミョンボ)監督体制」の戦術に適応するのに時間が必要なチョ・ギュソンは、ガーナ戦でも途中出場する可能性が高い。北中米W杯出場の夢を少しずつ膨らませている彼が、短い出場時間でも最前線で破壊力を示せば、W杯を準備する代表攻撃陣の主力争いはさらに激しくなるとみられる。
主将の孫興慜(ソン・フンミン、LAFC)は、ガーナとの「リターンマッチ」を勝利で飾りたいと意気込んでいた。3年前のガーナ戦で孫興慜は眼窩骨折★負傷でマスクをつけて出場する闘志を見せたが、無得点に終わった。孫興慜は17日、ソウルW杯競技場で行われたガーナ戦を控えた記者会見で「今年最後の代表戦は必ず勝ちたい」と語った。
ハン・ジョンホ記者 hjh@donga.com






