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国家情報院「KTの一部スマートフォンのSMS暗号化が解除」

国家情報院「KTの一部スマートフォンのSMS暗号化が解除」

Posted November. 14, 2025 07:38,   

Updated November. 14, 2025 07:38


国家情報院が今年9月、KTの顧客の一部スマートフォンでSMS(ショートメッセージ)の暗号化が解除される現象を確認し、KTおよび科学技術情報通信部に通知していたことが分かった。現在、KTで発生した不正少額決済事件を調査している官民合同調査団は、この事案についても追加調査を進めている。

13日、与党「共に民主党」の崔敏姫(チェ・ミンヒ)議員室が国家情報院から受け取った資料によると、国家情報院は今年9月、KTの一部利用者のスマートフォンで、SMSを含む通信履歴の暗号化が解除されるのを確認した。

移動通信会社は国際標準化機構や韓国情報通信技術協会の勧告により、データの送受信過程で内容を確認できないよう「エンドツーエンド暗号化(E2EE)」を行っている。しかし国家情報院は、KTの一部端末の場合、中間サーバーで暗号化されたメッセージが平文で復号されるというセキュリティの脆弱性を発見したのだ。

国家情報院は「国家情報院法」に基づき、国家基幹通信網へのハッキング懸念など、サイバー安全保障を脅かす情報が確認されれば、関連民間事業者に通知しなければならない。これにより国家情報院がKTに当該内容を通知したが、暗号化解除が発生した具体的機種や、暗号が解除されたSMSが第三者に流出したかどうかまでは明らかにしなかった。

官民合同調査団は、国家情報院の通知内容を基に、一部スマートフォンだけでなくKT全加入者を対象に同様の現象が発生し得るかどうか調査している。8月に発生したKT不正無断少額決済事態とは別件であり、違法フェムトセル(小型基地局)接続履歴がない顧客でもメッセージのセキュリティ脅威にさらされていた可能性があるとの懸念からだ。

KTはこれについて「調査団の調査が進行中であり、詳細な内容を明らかにするのは難しい」とし、「政府の調査に誠実に臨む」との立場を示した。


チェ・ジウォン記者 jwchoi@donga.com