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世界的指揮者のチャン・ハンナ氏がKAIST教授に、AI×クラシックの「融合指揮棒」

世界的指揮者のチャン・ハンナ氏がKAIST教授に、AI×クラシックの「融合指揮棒」

Posted November. 14, 2025 07:37,   

Updated November. 14, 2025 07:37


KAISTは13日、世界的指揮者でチェリストでもある音楽家のチャン・ハンナ氏を文化技術大学院の招聘特任教授に任命したと発表した。チャン氏は「KAISTで未来の科学技術リーダーたちと音楽の喜びを共有し、人工知能(AI)と手を取り新たな公演芸術分野の可能性を探ることができて嬉しい」と感想を述べた。

KAISTは、学生が創造的で融合的な人材に成長することを支援し、AIと芸術の融合を導くため、近年さまざまな芸術家を招聘教授に任命してきた。2021年には世界的ソプラノの曺秀美(チョ・スミ)氏を文化技術大学院の招聘碩学教授に、昨年6月には歌手のG-DRAGONを機械工学科の招聘教授に任命した。このほか、洋画家の柳熙永(ユ・ヒヨン)氏をデジタル人文社会科学部に、ステンドグラスの巨匠である金寅中(キム・インチュン)神父を産業デザイン学科の招聘碩学教授にそれぞれ任命した。

李光炯(イ・グァンヒョン)KAIST総長は、このように芸術家を招聘教授に任命する背景について、「技術と芸術、コンテンツの融合を通じ、新しい学問的・産業的可能性を開くことができる」とし、「こうした試みはKAISTのブランド価値とグローバル知名度を高め、技術基盤のコンテンツ産業化と産学協力を強化する上でも重要な役割を果たす」と説明した。

今回任命されたチャン氏は、指揮者が学生演奏者とともに実演を通じて音楽を解釈し協働を指導する「オーケストラ・マスタークラス」を担当する予定だ。学部生および大学院生を対象にリーダーシップ特講も行う。

チャン氏は、文化技術大学院内の曺秀美公演芸術研究センターで、オーケストラ演奏に必要なAI技術の助言にも参加する。同センターは2022年に設立され、AIと芸術を融合し「仮想演奏者モデリング」「演奏者・観客・楽器間の相互作用技術」「空間モデリング技術」などを研究している。

チャン氏は「科学技術の中心であるKAISTで、学生たちとともに芸術・リーダーシップ・協働の価値を分かち合えることを非常に意味深く思う」とし、「音楽の喜怒哀楽を通じ、未来の科学技術のリーダーが芸術性・創造力・表現力を育むことに寄与できて嬉しい」と話した。チャン氏の任期は今月から2年間。


チェ・ジウォン記者 jwchoi@donga.com