
金建希(キム・ゴンヒ)氏が、いわゆる「コンジン法師」チョン・ソンベ氏を介して世界平和統一家庭連合(旧統一教会)からシャネルのバッグ2点を受け取ったことを初めて認めた。今年4月に検察捜査が始まって以来、特別検察官(特検)の捜査や裁判の過程でも一貫して「受け取っていない」と否認していたが、189日ぶりに受け取りを認めた形だ。
金氏は5日、弁護団を通じて発表した声明で「私の至らなさに深くおわび申し上げる。公職者の配偶者として慎重に行動すべきだったにもかかわらず、不適切な行動で国民の皆さまを失望させたことを深く反省している」と述べ、金品受領の事実を認めた。ただし、「いかなる請託や対価関係も存在せず、グラフ社のネックレス受領の事実は明確に否認する」とも主張した。
ソウル南部地検は今年4月30日、旧統一教会側からシャネルのバッグ2点とグラフ社製ダイヤモンドネックレスなどを受け取り、各種請託に応じた疑いで尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領夫妻の自宅(ソウル市瑞草区アクロビスタ)を家宅捜索し、本格的な捜査に着手した。
これを引き継いだ金建希特察(閔重基特別検察官)は8月6日、金氏を呼び出して調べたが、当時金氏は「シャネルバッグなど金品を受け取った事実はない」と容疑を全面否認した。6日後に開かれた拘束前被疑者審問(令状実質審査)でも同様の主張を繰り返し、起訴後も一貫して否認してきた。
ところが金氏は3日、裁判所に保釈を申請し、保釈申請書に「バッグ2点を受領した事実を認める」との意見書を添付した。法曹界では、保釈審問を前に相次いで自身に不利な証言をしたことから、金品授受は認めつつも「対価性は否定する」方向に戦略を修正したとの見方が出ている。
ソン・ヘミ記者 ソン・ジュンヨン記者 1am@donga.com






