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空軍基地と滑走路に囲まれたナレマル、警備・移動に有利

空軍基地と滑走路に囲まれたナレマル、警備・移動に有利

Posted October. 31, 2025 09:24,   

Updated October. 31, 2025 09:24


30日、米中首脳会談が開かれた釜山市江西区(プサンシ・カンソグ)の金海(キメ)国際空港内の軍施設「ナレマル」に注目が集まっている。

韓国空港公社などによると、同日午前、トランプ米大統領と習近平中国国家主席が会談したナレマルは、金海空港にある空軍第5空中機動飛行団の来賓接見施設だ。

2005年の釜山アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議を前に、20億ウォンを投じて建設されたこの施設は、空軍の「ナレ(翼)」と憩いの場を意味する「マル」を合わせた名称で、航空機で到着した要人が一時的に滞在する空間だ。韓屋の切妻屋根を模した平屋建て(約700平方メートル・212坪)で、内部には接見室、出入国・検疫室、随行員控室、通信室などが備わっている。

空軍基地と滑走路に囲まれて外部からの接近が難しく、滑走路から直接入ることができるため、警備や動線の確保に有利だ。韓国空港公社の関係者は「空港ターミナルを経由せずに直接移動できるので、会談場所として適している」と話した。ナレマルは、2005年のAPEC、2019年の韓・ASEAN特別首脳会議でも来賓接見の場として使われた。

一方で、完成から20年が経ち外観や施設の老朽化が指摘され、儀典室として不適切だとの声もあった。このため今年初めにリモデリングを行い、内外部の資材を交換し、セキュリティ設備を強化した。

海外メディアも、会談場所に高い関心を示した。香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「中国の指導者が米軍基地を通じて主要会議に出席したことはあるが、軍事基地の内部で開かれる首脳会談は前例がない」と伝えた。


釜山=キム・ファヨン記者 run@donga.com