
HD現代(ヒョンデ)が米国最大の防衛造船会社ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII)と手を組み、米海軍の次世代兵站支援艦を共同建造する。韓国の造船企業が米国軍艦の建造に参加するのは初めてだ。これまで整備・修理・オーバーホール(MRO)が中心だった韓米造船協力が艦艇建造段階にまで拡大し、両国の「マスガ(MASGA・米国造船業を再び偉大に)」プロジェクトが一段と加速するとみられる。
HD現代は26日、慶州(キョンジュ)のラハンセレクトホテルでHIIと「商船および軍艦の設計・建造協力に関する合意覚書(MOA)」を締結したと発表した。今回の合意の核心は、米海軍の次世代兵站支援艦の設計および建造に関する協力だ。
ただし、米軍艦の海外建造を禁じた「バーンズ・トレフソン法」など現行法の制約により、実際の建造は米国内で行われる見通しだ。
次世代兵站支援艦は、作戦海域で戦闘艦に燃料や兵站物資を供給する艦艇で、米海軍の補給・物流能力の近代化戦略の中核とされる。業界では、今回のMOAが今後30年間、年平均43兆ウォン規模と推定される米海軍艦艇建造市場への足掛かりになると期待している。米海軍は保有艦艇を現在の296隻から2054年までに381隻に拡大する計画だ。
HD現代重工業特殊船事業部の朱元浩(チュ・ウォンホ)部長は「今回のMOAは、米海軍が発注する事業への共同参加、米国内での船舶生産拠点確保に向けた投資など、韓米を代表する防衛造船企業間の実質的な協力事例だ」と述べた。
金在亨 monami@donga.com






