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トランプ大統領「北朝鮮は一種の核保有国」 金正恩氏との会談を提案

トランプ大統領「北朝鮮は一種の核保有国」 金正恩氏との会談を提案

Posted October. 27, 2025 09:29,   

Updated October. 27, 2025 09:29


トランプ米大統領は24日(現地時間)、北朝鮮を「一種の核保有国(nuclear power)」と呼び、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記から連絡があれば会う考えを示した。29日からの1泊2日の韓国訪問を控え、北朝鮮の核保有を一部認めるかのような発言をし、「電撃会談」に臨む意向を強調した形だ。北朝鮮の核能力にあえて言及し、正恩氏に対する融和的なジェスチャーを送ったとの見方もある。一部では、トランプ政権が北朝鮮の核保有を事実上認め、核廃棄ではなく核凍結または核軍縮交渉へと方向を転じたことを示唆したのではないかとの懸念も提起されている。

同日、マレーシア、日本、韓国などアジア歴訪に出発したトランプ氏は、専用機「エアフォースワン」内で「韓国で正恩氏と会う計画があるのか」との記者団の質問に、「彼が連絡してきたらそうだ」と答えた。また「私は彼と非常に良い関係を築いている。彼が会いたいと言うなら、私は開かれている」と強調した。

トランプ氏は、記者団から「北朝鮮は米国との対話に先立ち、自らが核保有国として認められるべきだと主張している」との質問を受け、「彼らは一種の核保有国であり、私は彼ら(北朝鮮)がどれほどの核兵器を持っているかすべて知っている」と述べた。トランプ氏は今年1月の就任後、これまでにも北朝鮮を核保有国と表現してきた。ただ、訪韓を目前にしてこのような発言をしたのは、電撃会談の提案に加え、北朝鮮の核能力を事実上認め、今後は核軍縮など「管理モード」に移行する意思を示したものだとの見方もある。

トランプ氏の今回の発言について、韓国政府は「韓米両国の韓半島非核化目標は変わらない」との立場だ。韓国外交部関係者は26日、「関連発言は北朝鮮の核能力が高度化していることに言及したものと見ている」とし、「韓米両国は韓半島非核化という共通の目標の下、緊密に協力している」と述べた。こうした中、北朝鮮の朝鮮中央通信は同日、北朝鮮の米国通である崔善姫(チェ・ソンヒ)外相がロシアとベラルーシを訪問すると報じた。トランプ氏の訪韓期間中、崔氏が韓半島を離れる可能性が高く、米朝首脳会談の可能性は低くなったのではないかとの見方も出ている。北朝鮮がトランプ氏の提案を事実上拒否した意思を示したとの分析や、対米交渉力を高めようとする試みとの見方もある。トランプ政権の当局者は24日、オンライン記者会見で「今回の歴訪に正恩氏との会談予定はないが、変更の可能性はある」として余地を残した。


申晋宇 niceshin@donga.com