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趙顕外交部長官「トランプ大統領と金正恩氏が会えば素晴らしい…北朝鮮とのホットライン望む」

趙顕外交部長官「トランプ大統領と金正恩氏が会えば素晴らしい…北朝鮮とのホットライン望む」

Posted September. 29, 2025 07:37,   

Updated September. 29, 2025 07:37


米国を訪問中の趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官(写真)は26日(現地時間)、AP通信とのインタビューで「トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が近い将来に会うなら素晴らしいことだ」と述べた。李在明(イ・ジェミョン)大統領に続き、韓半島の緊張緩和に向けて米朝首脳会談が早期に実現することを望む立場を示したものだ。

趙氏は同日、ニューヨークの駐国連韓国代表部でAP通信とのインタビューを行い、李氏がトランプ氏に「ピースメイカー(平和仲介者)」になってほしいと要請したことを強調した。さらに「対北朝鮮問題において韓国が主導権を握れなくても構わない」とし、「むしろトランプ大統領がリーダーシップを発揮し、北朝鮮を対話のテーブルに引き出すことを望む」と語った。

米朝対話再開の必要性として、2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、世界が「はるかに不安定になった」点を挙げた。趙氏は「韓半島で起こり得る全ての軍事的衝突について同様に懸念している」とし、「我々は軍事的緊張を緩和するため、北朝鮮との対話を模索せざるを得ない。少なくともホットラインだけでも構築したい」と述べた。

韓国政府当局者も同日、ニューヨークで特派員らと会い、米朝対話再開への期待感を示した。同当局者は「来月、慶尚北道慶州市(キョンサンプクト・キョンジュシ)で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を機に、米朝対話が実現する可能性を排除できない」とし、「(今週末ニューヨークで)米朝接触の可能性を注視している」と明らかにした。さらに「(米朝対話は)起こり得ることであり、そうなることを願いながら見守る」と語った。

また、北朝鮮の核保有も韓国の独自の核武装も認めないという従来の方針を改めて確認した。同当局者は「北朝鮮の核兵器保有を認めないという政府の立場は揺るがない」とし、「(韓国の独自核武装論についても)現政権には全く計画がなく、次期政権もそのような考えを持つべきではない」と強調した。

一方、北朝鮮は、現在ニューヨーク国連本部で開かれている国連総会ハイレベル会合に、18年以来7年ぶりに金先敬(キム・ソンギョン)外務次官を団長とする高位級代表団を派遣している。これにより国連総会を機に米朝間で接触が行われる可能性があるとの見方も出ている。


林雨宣 imsun@donga.com