
裁判所は26日に行われる尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の特別公務執行妨害容疑に関する初公判を、開始から終了まで撮影し公開することを決めた。特検法に基づき裁判が中継されるのは初めてだ。
25日、法曹界によると、ソウル中央地裁刑事合議35部(白大鉉部長判事)は、内乱特別検察(趙垠奭特別検察官)の裁判中継申請を一部認め、26日午前10時15分から西館417号大法廷で行われる尹氏の特別公務執行妨害初公判期日の中継を許可することを決定した。公判を最初から最後まで撮影し、個人情報などを非識別処理したうえでインターネットなどを通じて公開する方式であり、リアルタイム中継ではない。
ただし、裁判所は同日に公開裁判として行われる尹氏の保釈審問の中継申請は認めなかった。理由については、26日に法廷で直接説明する予定だ。
この決定は「裁判長は特別検察または被告人から申請があった場合、特別な事情がなければ中継を許可しなければならない」とする内乱特検法11条に基づくものだ。与党「共に民主党」が11日に国会本会議で単独処理した3大特検法改正案では、1審裁判の中継を特検の申請有無に関係なく義務づけているが、まだ公布前のため施行されていない。
また裁判所は26日の公判開始前まで、報道機関による法廷撮影も許可した。尹氏の妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏が24日に裁判開始前に被告人席に座る様子が公開されたのと同じ方式だ。内乱特検によって再逮捕されて以降、裁判や特検の取り調べに応じなかった尹氏は、26日の公判とその後行われる保釈審問には直接出席する予定だ。
尹氏は7月10日、内乱特検が請求した逮捕状が発付され再逮捕された。続いて7月19日、「非常戒厳」宣布当時に閣僚の戒厳審議・議決権を侵害し、戒厳宣布文を事後作成・破棄した特別公務執行妨害、職権乱用権利行使妨害、虚偽公文書作成・同行使などの容疑で内乱特検により拘束起訴された。尹氏側は健康上の理由や実質的な防御権保障などを理由に保釈を申請した。保釈が認められれば尹氏は釈放されるが、法曹界では釈放の可能性は高くないと見ている。
ヨ・グンホ記者 yeoroot@donga.com






