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「アジア太平洋は核心地域」「内政干渉」 米中の外交・国防相が相次ぎ電話会談

「アジア太平洋は核心地域」「内政干渉」 米中の外交・国防相が相次ぎ電話会談

Posted September. 12, 2025 08:51,   

Updated September. 12, 2025 14:06


中国が3日、北京で行われた「抗日戦争勝利80年」を記念する軍事パレードで、北朝鮮、ロシアとともにいわゆる「反米結束」を誇示した中、米中の外交・国防長官が相次いで電話会談したと、中国国営新華社通信が10日付で報じた。両国の長官は、意思疎通の重要性を強調しながらも、台湾や南シナ海問題では神経戦を繰り広げた。来月末に慶州(キョンジュ)で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を機に開かれる可能性がある米中首脳会談の主要議題を調整する過程との分析も出ている。

新華社通信によると、中国の王毅・共産党政治局員兼外相は10日、米国のルビオ国務長官との電話会談で「最近、米国は否定的な言動で中国の内政に干渉した」とし、「台湾など中国の核心的利益に関しては必ず言動に注意すべきだ」と警告した。これは先月29日に台湾を訪問したウィッカー米上院軍事委員長とフィッシャー上院議員(共和党)が米台協力の強化を言及したことを念頭に置いた発言とみられる。

米国務省は同日、報道資料を通じて「ルビオ長官が(米中の)様々な2国間懸案において開かれた建設的な意思疎通の重要性を強調した」と明らかにした。

前日の9日には、ヘグセス米国防長官が董軍・中国国防部長とビデオ会談を行った。トランプ政権発足後、米中の国防長官が電話会談をしたのは初めてだ。董氏は「台湾を利用して中国を牽制しようとするいかなる試みや干渉も挫折するだろう。域外国家(米国など西側)が南シナ海で意図的に混乱を引き起こすことに断固反対する」と述べた。

これに対し、ヘグセス氏は「米国はアジア太平洋地域の戦場において『核心的利益』を持っており、それを断固として守る」と応じた。ただし、ヘグセス氏は米国が中国との衝突や、中国の政権交代を追求していない点を説明したと、米国防省は伝えた。

一方、アダム・スミス前米下院軍事委員長は9日、米NBCのインタビューで、米下院代表団が今月中に中国を訪問する予定であり、習近平国家主席との面談を要請したと明らかにした。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは10日、外交消息筋の話として「最近数週間、米中首脳会談の雰囲気を醸成するために両国が継続的に連絡を取り合っている」と報じた。


北京=キム・チョルジュン特派員  tnf@donga.com