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トランプ大統領、中朝ロの接近も皮肉、「反米共謀の金正恩氏とプーチン氏によろしく伝えて」

トランプ大統領、中朝ロの接近も皮肉、「反米共謀の金正恩氏とプーチン氏によろしく伝えて」

Posted September. 04, 2025 08:57,   

Updated September. 04, 2025 08:57


トランプ米大統領(写真)は、中国の「抗日戦争勝利80年」の記念行事に対して、露骨に不快感を示した。当時、中国が日本を打ち破る過程で米国が中国を支援したにもかかわらず、その貢献を認めることなく、中国があたかも独力で勝利を収めたかのように振る舞っているということだ。

トランプ氏は2日(現地時間)、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「重要な問題は、侵略者から中国の自由を守るために米国が支払った多大な支援と『血』について、習近平国家主席が言及するかどうかだ」と投稿した。

特に、トランプ氏は「多くの米国人が、中国の勝利と栄光の追求の中で命を落とした。彼らの勇敢さと犠牲が正しく敬意を払われ、記憶されることを望んでいる」と強調した。中国が「抗日戦争」当時の米国の役割を過小評価するだけでなく、中国の都合に合わせて歴史を書き換えようとしているという一部の懸念を反映した発言とみられる。

またトランプ氏は、軍事パレードを機に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記、習氏、ロシアのプーチン大統領が接近する状況にも不快感を示した。特に、ウクライナ戦争の過程で接近している正恩氏とプーチン氏を名指しで「米国に対して共にはかりごとをめぐらしている正恩氏とプーチン氏に心からよろしくお伝えください」と皮肉った。

トランプ氏は先月15日、米アラスカ州で自身と会い、ウクライナ戦争の終戦交渉に入るかのように振る舞ったプーチン氏が、その後交渉に消極的な態度を取っていることにも不満を示した。トランプ氏は、プーチン氏が米国が望む方向に行動しないなら、ロシアに対して「別の態度を取る」と警告した。強力な経済制裁などを示唆した発言とみられる。

ただしトランプ氏は同日、ワシントンのホワイトハウスで記者団から「中朝ロ3ヵ国の接近を米国への挑戦や牽制と見て懸念しているか」という質問に、「全くそうではない」と答えた。トランプ氏は同日、「スコット・ジェニングス・ラジオショー」のインタビューでも「中ロが接近する状況について懸念していない。彼らは米国に対して軍事力を使用することはできないだろう」と述べた。

これは軍事力や経済力などにおいて米国の力がはるかに強力であるため、中朝ロが反米の動きを見せても意に介さないということを強調したものと解釈される。一方、ロシア大統領府のウシャコフ補佐官は3日、「プーチン大統領、習主席、金総書記の誰も米国に対する陰謀を企てる考えはない」と反論した。


申晋宇 niceshin@donga.com