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スウォッチ、東洋人モデル「つり目広告」…人種差別物議で謝罪

スウォッチ、東洋人モデル「つり目広告」…人種差別物議で謝罪

Posted August. 19, 2025 10:04,   

Updated August. 19, 2025 10:04


スイスのグローバル時計ブランドであるスウォッチが、目尻を両手で引き上げるモデルの画像を使った広告を掲載したことで人種差別批判を受け、謝罪した。

17日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、スウォッチは前日、ソーシャルメディアを通じて「今回の件で生じた不快感や誤解について心から謝罪する」と明らかにした。そして、「この問題を非常に重視しており、問題となった広告をすべて削除した」と付け加えた。

スウォッチは自社の「エッセンシャル・コレクション」のPRで、東洋人男性モデルが目尻を両手で引き上げる姿を広告画像として使用した。西洋人が東洋人を描写する際に目尻を引き上げる行為は人種差別行為と見なされる。

中国のネットユーザーたちは、中国スウォッチ公式ホームページに掲載された該当写真をネット上で拡散させ、「アジア人を嫌悪し、中国人を貶めるのはひどいことだ」と批判した。一部のネットユーザーは今回の件を機にスウォッチの不買運動をすべきだと主張した。議論を呼ぶと、スウォッチは謝罪文の掲載と広告の削除を決定した。

これまで中国では、欧州のグローバル企業が中国文化を侮辱や人種差別をしたとして批判されることが度々あった。2018年にはイタリアのファッションブランド、ドルチェ&ガッバーナが、東洋人女性モデルが箸でピザやスパゲティを食べる様子を滑稽に表現したとして批判された。23年にはフランスの高級ブランド、ディオールが、東洋人モデルが目尻を上に引っ張る姿をクローズアップした写真を掲載し、物議を醸した。

今回批判されたスウォッチの写真は中国以外でも話題となった。米国のソーシャルメディアプラットフォーム、Reddit(レディット)は「グローバル企業で今回の広告が文化的に失礼なことであると事前に指摘した人が誰もいなかったのは驚きであり、失望すべきことだ」と伝えた。


北京=キム・チョルジュン特派員 tnf@donga.com