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サウジアラビア「眠る王子」、20年間の昏睡状態の末に死亡

サウジアラビア「眠る王子」、20年間の昏睡状態の末に死亡

Posted July. 22, 2025 08:57,   

Updated July. 22, 2025 08:57


20年間昏睡状態にあり、「眠れる王子」と呼ばれていたサウジアラビアのアル・ワリード・ビン・ハーリド・ビン・タラール・アル・サウド(写真)王子が19日(現地時間)、死去した。享年35歳。

20日、英BBCなどによると、病床を見守ってきた父親のハーリド・ビン・タラール・アル・サウドは前日、Xに「御心と運命を信じる気持ちで、深い悲しみと痛みをもって、最愛の息子アル・ワリードを悼む」と投稿した。

1990年4月に生まれたアル・ワリード王子は、英国ロンドンの士官学校に通っていた2005年、交通事故に遭った。当時、深刻な脳出血を起こして昏睡状態に陥った。米国とスペインの著名な医療陣が治療に当たったが、改善は見られなかった。

父親のハリド王子は20年間延命治療を続け、息子を最後まであきらめなかった。生命維持装置を外すよう勧められても、「生死はただ神の手に委ねられている」と断固拒否した。2019年、アル・ワリード王子の頭と左腕が動いたというニュースが報じられたが、結局意識を取り戻すことはできなかった。


キム・ユンジン記者 kyj@donga.com