
トランプ米大統領がウクライナへの兵器支援を再開した背景に、スロベニア出身の大統領の妻、メラニア氏の影響力が働いたとの見方が広まり、ウクライナ現地ではメラニア氏の人気が急上昇していると、英紙ガーディアンなどが15日付で報じた。
現地のソーシャルメディアでは、メラニア氏がウクライナ国旗に使われる青い上着と黄色いズボンを着た合成写真や、メラニア氏とウクライナの象徴である「三叉戟(トルィーズブ)」を合成した写真などが拡散している。「メラニアは英雄」「メラニア『要員』がウクライナを救った」といった書き込みもある。
メラニア氏の母国スロベニアは、ロシアがウクライナに侵攻した2022年にロシアとの外交関係を断絶した。メラニア氏も戦争初期にソーシャルメディアに「罪のない人々が苦しむ姿に胸が痛み、恐ろしい」と投稿し、ウクライナのために赤十字への寄付などを呼びかけた。
ウクライナの首都キーウのある市民は、米紙ニューヨーク・ポストのインタビューで、「メラニア氏は(ウクライナと同じ)スラブ系国家の出身なので、私たちの苦しみをよく理解していると思う」と語った。
メラニア氏に対する人気の高まりは、夫であるトランプ氏の発言が決定的なきっかけとなった。トランプ氏は14日にウクライナへのパトリオットミサイルシステムなどを含む大規模な軍事支援の決定を公表した。トランプ氏は「妻に『今日、ロシアのプーチン大統領と電話した。素晴らしい会談だった』と言うと、妻が『そう?(ウクライナの)都市がまた攻撃されたみたいだけど』と返してきた」と付け加えた。
メラニア氏が一時プーチン政権と密接だったトランプ氏にウクライナが受けた被害を訴え、米国のより積極的な支援を促したということだ。英紙タイムズも「メラニア氏がウクライナのゼレンスキー大統領の同盟者となった」と評価した。
キム・ボラ記者 purple@donga.com






