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インドの大富豪、ポロ競技中にハチを飲み込んで心停止

インドの大富豪、ポロ競技中にハチを飲み込んで心停止

Posted June. 19, 2025 09:33,   

Updated June. 19, 2025 09:33


インド出身で主に英国を拠点とする実業家、ソナ・コムスター会長のサンジェイ・カプール氏(54、写真)が、ハチを飲み込んで急性アレルギー反応による心停止を起こして死亡していたことが明らかになった。ソナ・コムスターはインドのグルグラムに本社を置く大手自動車部品メーカーで、カプール氏はウィリアム英皇太子とも親交を深めていた。

フォーブス誌などによると、カプール氏は12日、英ロンドン近郊のウィンザーで行われたポロ競技の途中、ハチの毒によるアレルギー反応を起こして死亡したという。口の中を刺されて「アナフィラキシー・ショック」と呼ばれる急性のアレルギー反応を引き起こしたとみられている。口や鼻、喉などを刺されると気道が塞がれ、呼吸困難になることがある。

フォーブスの基準によると、カプール氏は資産12億ドル(約1兆6330億ウォン)を保有する世界で2703番目の富豪。英バッキンガム大学で経営学を学び、2015年に父親からソナ・コムスターを引き継いだ。ウィリアム皇太子など英王室の関係者とたびたびポロを楽しむ愛好家でもあった。


キム・ボラ記者 purple@donga.com