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「ファンタースティック」ペアの申裕斌とユ・ハンア組が世界選手権で銅メダル確保

「ファンタースティック」ペアの申裕斌とユ・ハンア組が世界選手権で銅メダル確保

Posted May. 24, 2025 09:48,   

Updated May. 24, 2025 09:48


韓国女子卓球の看板、申裕斌(シン・ユビン、21)が世界卓球選手権でダブルスの新しいパートナーであるユ・ハンナ(23)とペアを組んで銅メダルを確保した。

申裕斌は22日、カタール・ドーハで行われた2025国際卓球連盟(ITTF)世界選手権の女子ダブルス準々決勝ユ・ハンナとペアを組み、日本の大藤沙月、横井咲桜ペアを3-1(11-9、9-11、11-6、18-16)で下して準決勝に進んだ。同大会は3位決定戦を行わないため、準決勝進出だけで銅メダルを確保することになる。

この日、申裕斌、ユ・ハンナ組が女子ダブルス世界ランキング1位の大藤、横井組を破り、ユ・ハンナが過去申裕斌のダブルスパートナーだったチョン・ジヒ(33・引退)の空席を見事に埋めているという評価が出ている。申裕斌、チョン・ジヒ組は2023年杭州アジア大会女子ダブルスで金メダル、2024年パリ五輪女子団体戦で銅メダルを獲得し、「ファンタースティックペア」という評価を受けた。チョン・ジヒが昨年末に引退し、申裕斌は今年3月からユ・ハンナとペアを組んでダブルスに出ている。この日、申裕斌とともに銅メダルを確保したユ・ハンナは「まだメダルを取ったという実感はない。大会が終わってはいないが、それでもジヒさんの空席をうまく埋めたようだ」と話した。女子ダブルス準決勝戦は24日に行われる。

申裕斌とユ・ハンナはジュニア代表時代にダブルスで活躍して良い成績を出した。申裕斌、ユ・ハンナ組は今年3月、シニア舞台で初めて呼吸を合わせたワールドテーブルテニス(WTT)スターコンテンダー・チェンナイの女子ダブルスで準優勝し、期待を高めた。


チョ・ヨンウ記者 jero@donga.com