
イスラエルが18日、パレスチナ・ガザ地区占領のための軍事作戦「ギデオンの戦車」を全面的に開始し、ガザ地区北部と南部全域に大規模な地上軍を投入した。また、イスラエルは3月初めから実施してきたガザ地区封鎖を約10週間ぶりに解除し、食糧供給を許可した。パレスチナ武装組織ハマスの無力化のためにガザ地区占領に乗り出すと共に、頂点に達したガザ地区の食糧難に対する国際社会の批判を避けるための措置とみられる
英紙タイムズは、イスラエルがハマスの反対により停戦合意が不調に終わった場合、事実上永久的にガザ地区を占領した後、住民をガザ地区内の特定区域に強制移住させることを検討していると報じた。
18日、ロイター通信やタイムズ・オブ・イスラエルなどによると、イスラエル軍は同日、「ガザ地区全域に広範囲な地上作戦を開始した」と発表した。イスラエル軍は5個師団をガザ地区に投入し、ハマスの戦闘員を殺害し、地上および地下の軍事用インフラを破壊する作戦に突入した。18日だけで、イスラエル軍の攻撃により少なくとも100人以上が死亡したと伝えられている。イスラエル首相府は同日、「ガザ地区住民に飢餓の危機が発生しないよう基本的な食糧供給を許可する」と発表し、封鎖解除も発表した。
イスラエルの大規模な地上部隊投入は、ハマスに対する最後通牒の性格を持つとみられている。ハマスが降伏するか、停戦交渉を受け入れるよう圧力をかける狙いがあるということだ。イスラエルの消息筋は米CNNに「ハマスが降伏して戦争を終わらせたいのであれば、私たちは準備ができている」と語った。
タイムズによると、イスラエルはハマスが停戦交渉に応じない場合、ガザ地区を占領した後、分割して統治する計画も立てている。このため、イスラエルはガザ地区北部と南部の国境に軍事区域を設定し、中部にも2ヵ所の軍事区域を設けて、軍隊を駐留させる計画だ。また、ガザ地区の住民は、軍事区域の間に設けられる3つの民間居住区に強制移住させられる。住民は許可なく居住区域間の移動ができない。タイムズは、「(イスラエル軍が)ガザ地区を占領し統制するための長期戦略の第一段階」と伝えた。
イ・ギウク記者 71wook@donga.com






