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グローバルCEOを招待したトランプ氏、最初に現代自を名指しして「サンキュー」

グローバルCEOを招待したトランプ氏、最初に現代自を名指しして「サンキュー」

Posted May. 02, 2025 09:14,   

Updated May. 02, 2025 09:14


  

トランプ米大統領は先月30日(現地時間)、現代(ヒョンデ)自動車、日本のソフトバンクとトヨタ自動車、米国のエヌビディア(NVIDA)やジョンソン・アンド・ジョンソン、ゼネラル・エレクトリック(GE)など、米国への投資計画を明らかにしたグローバル企業の経営者20人あまりをワシントンのホワイトハウスに招待した。彼らの投資決定を好評し、自分の関税政策が成功している証拠だと主張した。

トランプ大統領はこの席で、現代自動車のホセ・ムニョス社長を一番先に名指し、「ありがとう」と称えた。同社の21億ドル(約30兆ウォン)の投資で多くの雇用が創出されるとして「美しい(beautiful)」と褒め称えた。

トランプ氏はまた、「この場にない三星(サムスン)さえも、関税に勝ち抜くために非常に大きな工場を(米国に)建設すると発表したという話を聞いた」と話した。前日、三星電子が、今年第1四半期(1~3月)の業績発表のカンファレンスコールで明らかにした関税対策を取り上げたという見方が出ている。

当時、カンファレンスコールで「関税の不確実性にともなう対応戦略は何か」という質問を受けると、三星電子のパク・スンチョル最高財務責任者(CFO)は、「VD(テレビと家電)事業などは、必要時にグローバル製造拠点を活用した一部物量の生産地移転を考慮している」と答えた。三星は現在、トランプ大統領の支持勢の強い米南東部のサウスカロライナ州で、洗濯機工場を運営している。


洪禎秀 hong@donga.com