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済州の「海女」を描いたジェイディー・チャ氏がターナー賞の最終候補に

済州の「海女」を描いたジェイディー・チャ氏がターナー賞の最終候補に

Posted April. 25, 2025 08:57,   

Updated April. 25, 2025 08:57


アニッシュ・カプーアやダミアン・ハーストなどが受賞した英国の現代美術賞「ターナー賞」の最終候補に史上初めて韓国系作家がノミネートされた。ターナー賞を主催するテート美術館は23日(現地時間)、ジェイディー・チャ(韓国名チャ・ユミ、42)が含まれた2025ターナー賞候補の4人を発表した。

カナダで生まれたチャ氏は、韓国人の母親の影響で、マゴおばあさんやバリ王女、九尾の狐など、韓国の説話や伝説、チョガッポのような韓国伝統文化からインスピレーションを得た作品として注目を集めた。ターナー賞審査委員団は、「チャ氏が韓国巫俗文化の黄銅の鈴や風呂敷を活用して作った生き生きとした彫刻、サウンド、インスタレーションが、深い思惟と魅惑的な芸術世界を精巧に見せてくれた」と評した。

チャ氏が候補にノミネートされた作品は、2~6月にアラブ首長国連邦(UAE)「シャルジャビエンナーレ16」に出品したインスタレーション「深海のこだまを横切る月明かり告白:あなたの先祖はクジラ、地球はすべてを記憶する」だ。該当作品は、ベニート・マヨル・バレホ作家とコラボした。

チャ氏は、済州の海女からインスピレーションを得た作品で、2022年の済州ビエンナーレに参加し、2023年はスペースK美術館で韓国国内初の個展を開いた。チャ氏は同日、東亜(トンア)日報との電話取材に対し、「候補にノミネートされたというニュースを聞いて驚いた。私のように平凡な芸術家の作品を良く見てくれて感謝し、謙虚な気持ちになる」と感想を明らかにした。

ターナー賞は、英国の19世紀の巨匠ウィリアム・ターナー(1775~1851)を称えて、1984年に制定した現代美術賞だ。英国で活動する作家を対象とする。チャ氏は、英ロンドンに居住し、作業している。残りの候補は、ウンネンナ・カル(スコットランド)とモハメド・サミー(イラク)、レネ・マティッチ(英国)だ。最終受賞者は12月9日、英ウェストヨークシャーで開かれる授賞式で発表される。


金民 kimmin@donga.com